ＤＦ崩壊

明るい陽光で快適なスタジアムで川崎を応援した。

まさかの大敗に唖然としてしまった。大敗の要因は色々あるだろう。クラブ・監督はきちっと分析するだろう。

自分は素人考えで３つ思った。�.ＤＦの集中のなさと遅れ。昨年から続いているが前後半共立ち上がり１５分位まで集中力が不足して相手ＦＷやマークする選手を見失ってフリーにさせて失点するケースが多いと思う。今日も井川・周平ともに相手の動き出しを見て１・２歩遅れてスタートして振り切られている場面があった。相手を絶えずマークして自由にさせない筈が、時々ボールウォッチャーになって見失っていると思う。メンタル面のコーチの指導はどうなのか？高さがなくても足が速く、密着してしつこいマークが出来る若手ＤＦの育成が急務と思える。今のＤＦラインではＪ１トップクラスの快速ＦＷにはズタズタにされそうである。

�.中盤の薄さ。前３人のＦＷが守備をしないからケンゴが守備に追われて下がってしまう。また司令塔役のケンゴへのマークが厳しくなれば下げざるを得なくなり、中盤でタメを作っていいボールをＦＷに供給できない。ケンゴのマーク・負担を軽減する為に大橋を投入したが、どこまで効果的だっただろう。山岸・森がもっと中盤でボールを受けないと苦しいだろう。山岸の動きは良かったので、これからフィットしてどんどん良くなっていきそうではあるが。

�.３枚のＦＷ。今の３人（フッキ・ジュニ・我那覇Ｏｒテセ）は中央に寄りすぎて密集地帯を突破しようとしすぎる。狭い地域なのでドリブルスペースもなく、パス交換も相手ＤＦ・ＭＦに阻まれる。監督はたまらずにフッキを下げて相手ゴール前のスペースを作ろうとしたが、遅すぎた。もう３トップは止めて欲しい。ピッチをワイドに使えるように、２トップ・１トップ下・ダブルボランチ・両サイドの押し上げという昨年以前のスタイルに戻して欲しいと思った。

帰りの空港で会った顔馴染みの面々も似たような感想だった。３ＴＯＰは止めるべきという意見は多い。素人考えだからこういう意見も多いが、監督・コーチは別の考えがあって、今のシステムを続けているのであろうか？