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気持ち
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フロンタ東京
2008年03月30日 20:55 visibility38
久々の完勝だった。それは気持ち・気合につきると思う。
桜満開の等々力緑地。花見には良かったのだろうが、サポはそんなことを言っていられない。未だ今シーズン未勝利、FWは怪我だらけで得点の見込みが薄い。ここで勝たないとチームの雰囲気がおかしくなりそうな状態だと思う。スタジアム入場後に異例であるが、選手バスをコアゾーンの人々中心に数百人が選手バスを迎えに行ってコールする。選手も気持ちのこもった顔で応えてくれた。
練習の為にピッチに入る時間もいつもより遅かった。きっと選手同士、監督、スタッフなどと気合を入れていたのだろう。今日は気持ちがこもったプレーをしてくれるかと期待がふくらむ。
試合開始直後から宏樹が猛然と走って相手ボールを取りに行く。いつも冷静にスマートなプレーをするのに、意気込みの違いを見せた。テセもあきらめずにゴールラインまでボールを必死に追いかける。他のプレーヤーもみんな走り回った。全力で走ってセカンドボールを拾う、一人が相手ボールを取りに行って外されても次のプレーヤーがすぐに取りに行く。とにかく今シーズン見られなかった気持ち・気合が見られた。
テセの絶妙ゴールで先制。川崎選手の勢いに押された千葉選手はファウル覚悟で止めて受けに回ってしまう。そんな中大橋を止めようと後ろから突き飛ばした米倉選手が2枚目のイエローで退場。1枚イエロー貰った選手は慎重にプレーしないといけないのだが。そのまま前半を終わるかと思ったが、久木野のヘッドがキーパーの手をかすめて入り2点目。これが非常に大きかった。前半1−0で終わるのと2−0で終わるのではまるで違う。
後半も相手が1人少ないこともあって、終始川崎ペース。しかし、得点には結びつかない。やはり、相手が1人少ないのが苦手なためだろうか。ケンゴ・大橋が素晴らしい動きで中盤を支配するが、得点に結びつく決定機はそんなに多く演出出来なかった。未だ連携がしっくりいっていないのかな?森も最近好調のようでサイド突破を繰り返してクロスを上げるが、千葉の堅い守備を破れなかった。今日の選手はみんな見違えるように良かった。今までは何なの?と思ってしまう。ここまで負けたので、気持ちが吹っ切れたのだろうか。数年前のチャレンジャーの気持ちが復活したのだろうか。この気持ちが持続出来れば今後心配ないだろうが。
ボスナーのひじ打ちは許しがたい。主審は何故レッド一発で退場させないのだろうか?ひじ打ちはレッドだと思うが。被害者の森にもイエローを出したのは不可解。また、怒った谷口が走って近づいたら突然後ろにひっくり返って、まるで殴られたような演技。こんなプレーを見逃していると審判団への不信がまた高まるだろう。審判団はビデオを見て研究して今後見逃ししないようにして欲しい。この汚点が無ければいい試合と言えたのだが。
試合開始前から降り始めた雨で寒かった。悪天候でも1万7千人越えだった。一昔前だったら7・8千人だろうか。メインがガラガラだったのでもっとずっと少ないと思っていた。後でバックスタンド2Fの人に聞いたら、屋根のあるバックスタンドは立ち見の人々でびっしりだったそうだ。多分1F通路もすごい人だったのだろう。雨具の用意のない人でも見れるように早くメインに屋根をつけてくださいね、市長。
- 事務局に通報しました。
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