大敗でした


アウェイバスツアーのバスから降りると寒いこと。まるで晩秋のようで震えた。スタジアムで近くの人がホカロンあげようか?という誘いに思わず乗りそうになる。

後半1点返してこれから追いつけると思ったが、鹿島のカウンターを浴びて沈没した。先日の清水戦と全く一緒の展開。川崎はいつもリードされると追いつくために前に人をさいて後ろはスカスカ。これでは負けるよなー。

敗因は自分の感じでは3つ。�DFの遅れ�攻撃の遅さ�選手交代だと思う。

�DFの遅れは19節の千葉戦あたりから顕著になってきた。下がる時1・2歩スタートが遅く、しかも足も速くないので、相手FW・MFに振り切られる場面が何回も見受けられる。DFはJ屈指の高さと強さがあって放り込みを跳ね返しているという擁護も多いが、自分はそう思わない。失点の多さはJで8・9番目あたりである。セットプレーでの失点は多いので高さがあっても負けている。またDFの技術もある。他チームDFはハイボールを競り合いながらも落として、相手をかわして中盤につなぐ事が多いと思う。ところが川崎のDFは高さがあるものだから、ただヘッドで跳ね返すだけで目標がしっかりしていないからセカンドボールを相手に取られるというパターンが非常に多い。守備から攻撃につなぐのでなく、危険な位置で相手にパスするようなものである。川崎山脈は高くて強いという幻想を捨てて、若手育成を急ぐべきと思う。

�攻撃の遅さ。中盤ケンゴに収まってから周りの上がりが鈍い。5月はACLの疲れがあったので言い訳できた。でも今は違う。ACLもナビスコも最近はない。ケンゴでボールキープ出来、ジュニに渡れば確実に前に運べる。2人を見ているから上がりが遅い、頼り切っている。ケンゴも前に出しにくいので横パスが多くなる。中盤でうまく廻せているように見えるが、相手は全く怖くない。相手ゴール近くで横・縦なら別だが。

�監督は選手交代を攻撃的な3人に代えた。この3人が機能して得点を取れれば成功したと言えるが、全く機能せず、守備力が大幅に低下して失点を重ねた。攻撃を託された選手は死に物狂いでやれ。中途半端では意味ない。前にいるだけで機能していないなら、後方は人がいなくなって危機的状況だと思わないといけない。フレッシュで体力が温存されているのだから、全力で相手ボールを追い回し、プレッシャーを掛け続ける必要がある。我那覇・黒津チンタラ動くな・全力で前線・中盤を走り回れ。井川安易にボールを取られるな。DFとして失格になるぞ。オーバーラップの期待もあるが、出た試合で何回もボールを失って危ない場面があった。自分がボールを取られたら後ろは川島しかいないという自覚を持て。

今回は非常に厳しい見方かもしれない。最近ずっと文句を言っているかもしれない。自分でも嫌になってくる。でも、この文章がチームの誰かに届いて、改善につながればというかすかな望みであえて書いている。

今後も負け試合や不甲斐ない試合もあるだろう。でも、90分全力で飛び跳ねて声は枯れるまで声援する。全力を尽くした選手には大きな拍手をする。選手もサポーター達がスタンドで一緒に戦っていることを忘れないでいて下さい。

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