
日本代表 (0-1) オランダ代表(W杯グループE2010/06/20)
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博多の男
2010年06月20日 07:29 visibility90
第一シードでFIFAランク4位
オランダとの一戦
日本vsオランダは両チーム勝ち点3ずつ
デンマークvsカメルーンは勝ち点0ずつ
という事で
勝てばグループリーグ(以下GL)突破がほぼ見えてくる試合
だが大差で負けるとGLの突破が厳しくなるという難しい試合でした
スタメンは
先日のカメルーン戦と同じ布陣
GK 川島
CB 中澤 闘莉王
SB右駒野 左長友
DH 阿部 長谷部
CH 遠藤
SH右松井 左大久保
CF 本田
本田の急造ワントップではなく
岡崎のワントップに戻すという話や
阿部ではなく稲本
駒野ではなく今野
を使うという噂もあったけど
やはり岡田監督は勝利したスタメンで望んできた
序盤からオランダがボールを支配する
日本はプレスをかけるものの
カメルーン戦のような連動性には乏しく
ボールを奪えない
原因はDFラインが少し引き気味だったのに加え
本田・大久保ががむしゃらに追いかけすぎた為
間延びしてしまったという風に見えた
もう少し後ろの選手がプレスに行くのか待って構えるのかを指示しないといけなかったような気がする
だが日本も最後の部分では体を張って守っていた
前半の30分過ぎからは日本も少し繋ぐことができるようになってきて
最初は長友のシュート1本だけだったけど
大久保や松井のボレーなど可能性を感じるチャンスが出てきたが決めるきることはできず
前半終了
後半は立ち上がりオランダが凄い押し込んできて
あの立ち上がりの凄さは流石オランダが強豪国なだけあると思った。
そして後半8分(53分)にセンタリングをクリアしたが小さく
スナイデルの前に転がり強烈なボレー
川島は反応したけれども勢いの落ちないボールは無常にもゴールに吸い込まれて
オランダが先制した
だが選手達はしっかりと切り替えた
これは本当に素晴らしい事
日本人はメンタルが弱いとかなんとか言われるけど
昨日の試合に限っては
切り替えて
失点しても下を向かず
顔を上げて戦った
失点後はギアの入った日本のターン
コーナーキックの3連発や
大久保がブースター入ったかのようにカットインからシュート2連発
カウンターからピンチを招くものの川島が1対1をビッグセーブ
点の欲しい日本は松井に替わって俊輔
長谷部・大久保OUTで玉田・岡崎IN
この2枚同時替えの後は
両SBが右に駒野で左に長友というから逆にポジションチェンジして
GK 川島
CB 中澤 闘莉王
SB右長友 左駒野
DH 阿部 遠藤
OH右中村俊輔 左玉田
CF 本田 岡崎
という4-4-2か
玉田もトップという4-3-3という形だったか
最後には闘莉王をFWの位置にあげてパワープレー
ロスタイムに岡崎が抜け出し決定的だったが枠に入れきれず
さらに長友が突破してエリア内で倒されたように見えたが
PKを得ることはできず
日本0-1オランダ
という結果になった
以下感想
オランダはロッベンがスタメンから外れメディアは喜んでいたけど
エリアというスピードのある絶好調の選手がスタメンじゃなくて良かった
今オランダで一番怖いプレーヤーはエリアでした
昨日に関して言えば本田はオランダでやっていたという事で
ものすごいマークを受けて
ほとんど消えていた
逆に大久保・松井は好調を維持していて
ドリブル突破やシュートを積極的に打っていたのは良かった
失点直前にTVで見ていて
MFがDFラインに完全に吸収されてしまっていたのが分かったので
あの時ボランチがしっかりバイタルエリアを埋めておけば
スナイデルにももっとフリーで打たさず失点は防げたかも
でも得点後は内容的に攻撃的になり
非常に見ていて面白いサッカーでした
オランダは穴が少ないといわれていたが
キャプテンで右SBのファンブロンクホルストは調子が悪く
もっと狙えたかも
自分としてはオランダに勝つこともできたと思うし
もし昨日引き分けていたら日本国民とメディアは間違いなく浮かれてい
たと思うから逆に楽観ムードではなくなり良かったかもしれない。
ラッキーなことにデンマーク2-1カメルーンという最高の結果に終わったため
カメルーンはGL敗退が決定
オランダは勝ち点6でGL突破が決定
2位抜けの枠を日本とデンマークが争う
そしてデンマークとの直接対決だけど
両チームともに勝ち点3
だが得失点差が日本は±0に対してデンマークは-1
よって引き分けた場合でも日本はGL突破できます
勿論勝ってもOK
ただ負ければGL突破はデンマークとなります
つまり「絶対に負けられない戦い」です
勝ち点3が必要というわけではありません!!!!!
だが日本は最初から引き分けを狙ってプラン通りに戦えるチームではない
というかそんな事ができるのはブラジルやイタリアくらいです
まず第一に
失点をしなければGL突破できる
先制されて失点したとしても同点に追いつけばGL突破できる
先に得点すれば同点までの失点に抑えればGL突破できる
こういう試合こそ指揮官の特徴がでる
死ぬ気で守りに入る監督もいるし
カウンターで点を獲りにいく監督もいるし
岡田監督は前半はカメルーン戦オランダ戦同様にしっかり守らせると思う
で同点なら後半立ち上がりに昨日のオランダのように点を狙わせるという戦法をとりそうな気がする
まぁ何はともあれ自力でのGL突破が残ったのが嬉しい
選手達は切り替えて次に準備ということを皆言っていたし
サポーターも気持ちを切り替えていかないとね
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