2009J2第三十八節(サガン鳥栖vsアビスパ福岡)

久しぶりに強豪との試合だったので日本対オランダ戦から


 


親善試合とはいえオランダにとってホームなので日本には負けられない試合で今の日本代表がどれくらい通用するか楽しみだった。


 


今期絶好調の本田はベンチスタート。
前半から連動した良いプレスで日本がオランダを慌てさせる事が出来たと思う。


 


特に玉田は調子が良かったような気がする強い相手だと
玉田は自分が通用するか楽しんでいるかのようにプレーが溌剌としていた。


 


一つ感じたのは憲剛のトップ下はアジア以外では厳しいような気がした。


前を向けばピンポイントのパスを出す能力は俊輔以上にあると思うけどトップ下では前が向ける場面が少ないので・・・



正直、大久保があの位置の方が得点チャンスは生まれたのではないかと思った。


 


内田は前半はロッベンを押さえつつ攻撃でも顔を出して悪くなかったと思ったけど後半から出てきたエリアとかいう初めて知った選手にヤラレ放題でした。


 


昔、右サイドバックの中村北斗がオランダのクインシィーにボコボコにやられたのを思い出した。


 


3失点はオランダのゴール前での集中力というか力を痛感させられた感が残るが、


他にGK川島じゃ来年のW杯は絶対に無理だと思った。


 


二失点目のスナイデルのシュートはキーパーはノーチャンスだったと思うけど。


 


1失点目と3失点目はディフェンスもだけど川島はどちらかは体に当てるくらいはして欲しかった。


フィードもフロンターレの時より良くなかった(まぁクラブチームと代表で比べたら少しは仕方ない面もあるが)


 


というか楢崎ならどっちかは失点していなかったのではないかと…


3失点目はディフェンスもキーパーもモロに振られすぎでピンポイントクロスという訳ではなかったし相手が触る前にパンチング出来たようなきがした。


 


やっぱり国際経験の差が川口・楢崎とでは2010年までに埋まることは無いだろうし南アフリカには今怪我中の楢崎が実戦復帰を含めて間に合ってほしいと思った試合でした。


 


で昨日アビスパはからアウェイ‘九州ダービー’サガン鳥栖と対戦した。
今期の対戦成績は0勝1分1敗・・・
昇格が狙えない位置のアビスパにとって第3クールで最も大事な試合。



スタメンには出場停止の久藤に替わってウェリントンが入った。


試合は先制したのは福岡だった。


前半8分、城後のアーリークロスに大久保が足で押し込みリードしてそのまま前半を終えた。


ハーフタイムにホベルト・トジンを交代して後半勝負に出た鳥栖が53分に高橋が素晴らしい切り替えし同点にされると、80分にもトジンが逆転ヘッド、82分にDF柳楽がこの日2枚目のイエローカードをもらい、その1分後、ハーフナーマイクに追加点を決められて今季‘九州ダービー’鳥栖戦は今季1分け2敗に終わった。



以下感想。


試合自体は手に汗握る非常にダービーに相応しい内容だったと思う。


 


負けた理由に2つの事を感じた。


 


�久藤不在でかなりの不利が予想されたアビスパだったけれども前半の戦いを見た感じ久藤が居なくとも必死にやれば全然勝てると思った。


・・・が
九州ダービーでは先手を取ったアウェイチームが追いつかれるとホームチームの勢いを止めることは不可能に近いと感じた。



�ダービーにかける思いが鳥栖に負けていたような気がした・・・


 


両サポーターは「相手には絶対に勝ちたい」と思っている。


 


アビスパの選手は「勝ちたい」という気持ちが感じられた。


 


だが鳥栖の選手からは「負けてたまるか」という気持ちが感じられた。


 


なぜそんな事を感じたのか


 


以前のアビスパ選手は亨や北斗を始め気持ちが鳥栖よりも強かったように思う。


 


だが今のアビスパの選手で鳥栖よりも勝ちたいと思っている選手は柳楽・佑昌くらいだったと感じられた。


 


そんなことを感じながら試合を見返していたら昨日より悔しさが増してきた。


 


J1の人から見たらJ2のダービーなんてと笑われるかもしれないけど


九州ダービー(福岡vs鳥栖)は東京・静岡・大阪にも負けていないと思った。


たとえ来年ニューウェーブ北九州が昇格して福岡ダービーとなっても、こうはならないだろう。

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