年に一度の?

  • shimikoh
    2007年06月12日 05:56 visibility19


 昨日は今季初のプロ野球観戦。興味深いカードのみを厳選して見たい方にはお薦めの、東京ヤクルト×東北楽天戦。古田×野村の師弟対決という以前に、最近の楽天を見る限り、かなり試合内容は期待できる。
 しかし、前日に雨、当日は朝から雷を伴う大雨、不穏な風向き。ただ、昼過ぎまでかなりの雨が降っていたはいたものの、なんとなく試合はいけそうな気がしていた。天気予報によると昼までが雨という予想だった事もあるが、要は私がすごい晴れ男のため。数度の海外経験を含む旅行において、雨にたたられた覚えがない。去年のヤ ×ロはが唯一の雨体験だったが、言ってみれば初体験だったわけで(=今まで経験がないので楽しかった)。しかも、ネタになるぐらいの大雨でもあったので、負け気分は味合わなかった。




 で、2時を過ぎたあたりから、思いっきり晴れ、予想通り、という事でそれを待っての出陣。食べ物やら飲み物やら、色々買い物してから球場に向 かったので、神宮球場に到着したのは試合開始から15分ほど経過しての事だった。降り立ったJR信濃町駅で得た情報によると、ヤクルトの先発はグライシン ガー。楽天勝利は厳しいかな、と思いつつ球場へ。
 にしても面白い試合だった。先発投手が好投、展開は追いつ追われつ、そして盛り上がる場面での一発。決勝となった宮出の3ランホームランも良かったが、最終回に楽天が見せた攻撃が血をたぎらせる。



 抑えとして現れた高津に対し、この回先頭の鉄平は初球を引っ張り、ライトへライナーでのホームラン(写真)。いきなりのパンチに盛り上がりそう な予感が。続く高須はフェンス際までレフトを追い込む大きなフライ。次は投手青山の出番に鷹野が代打で登場、そしてこれまたライトのガイエルをフェンス際 まで下がらせる大飛球。いくら狭い神宮とはいえ、こんな当たりばかり見せられては応援も盛り上がる。入ってたら今頃同点だ、なんて具合に。 そして、目下 パ・リーグの2冠王である山崎が打席に。本日はチャンスに三振を繰り返し、いいとこなしではあったが、3塁側観客の思いは一つ。もう大飛球はいい、3度目 の正直を見、せ、て、く、れ。 2球目の緩いカーブに全くタイミングが合っていない様子を見せる(判定はボール)。だが、5球目に、よぎった不安など吹き 飛ばしてしまう25号ソロホームラン。なんだ、この素晴らしい展開は? まだまだ期待は続く好打順。5番は、最近少しずつ持ち直してきた大砲フェルナンデ ス。なんだかんだ言っても、チーム2位のホームラン数。しかし、ここで彼が見せたのは、この日すでに2度見せている渋いヒット。途中から出場のショート城 石の右、深めに転がったゴロで全力疾走すると、驚きの内野安打。体のキレを取り戻すために行った、嫌いなランニングの成果か? ついに同点のランナーが1 塁に(代走高波)。打者は6番リック。本塁打こそ今季はいまだ1本だが、3割を超える好打者。
 しかし、結果は左中間へのフライで試合終了。楽天ファンの期待は空気中に霧散してしまった。楽天にとっては惜敗となったが、シンプルに「こんな試合が観戦できて嬉しい」とファンに思わせる試合を演じた事に拍手。



 にしても、高津は今季で引退かなー。なんかそんな雰囲気になった。
 ちなみに、この試合前に古田監督が自身の一軍登録を抹消。意味するところはとどのつまり、今季限りの引退、である。





















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