再びのプロ入りを目指して

三木均選手。
今季限りで読売を戦力外になった。
八戸大を経て、2004年に読売に入団した。
しかも、自由獲得枠という即戦力を期待され枠での入団だった。
本当なら、入団して4年、1軍で主戦投手として活躍していなければならないはずだった。
この4年、通算8試合に登板も、0勝1敗、防御率11・12。
羽ばたけなかった理由は右ひじ、右肩の故障。
自由枠で入団した男がこの怪我。故障に泣き、2008年は支配下選手登録を外され、育成選手として再契約。
怪我の快復と、支配下枠への復活を目指した。
しかし、願い叶わず、2008年を最後に戦力外・自由契約。
野球継続を願っていた彼はもちろん横須賀の12球団合同トライアウトを受験。
結局、プロ球団から声はかからず、夢は破れたかに見えた。
そんな彼に手を差し伸べたのが、アマチュア球界の名門、社会人野球の鷺宮製作所硬式野球部だった。
「仕事をやりながら野球という、初めての経験で不安もたくさんありますが、
野球が続けられる喜びを感じて、チームに貢献したいと思います」
好きな野球を継続できるならと心機一転、社会人日本一を目指し、再びプロ入りを目指すことを目標に野球部創部50年と歴史ある鷺宮製作所への入社を決意。
三木の故障が癒え、バリバリとあの時の投球ができるようになるなら、名門鷺宮製作所は、さらに強さを増すだろう。
そして26歳の三木均選手。
再びプロから声をかけられる事になるよう怪我を癒し、しっかり頑張って、大阪魂をみせてほしい。


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