どこへ向かうのか？

今日のゲームが大事なことは、誰でもわかること。

勝利を期待して集まった観客は2万人。

しかし、一時の不調から完全に抜け出したＧ大阪を、

一時の好調から下降している清水は抑えることはできなかった。

いや、なにもやらせてもらえない、

大人と子供のサッカー

を見ているようだった。

山口を中心に統率のとれた守備陣

中盤を支配し、ボールキープも配給も的確な遠藤

絶好調のルーカス、驚異的な縦への突破を見せるペドロ

どれをとっても今の清水にはないものばかり。

やはり今の清水は失点してしまうと、難しい。

今日も単調なロングボールと守備からの攻撃へ移るのがあまりにも遅すぎて、

決定的な形が作れない。

ある程度形ができているのだから、あとはＧ大阪のように完成度の高い、

大人のサッカーにどうやって近づくかだと思うが・・・。

今日の敗戦で、優勝そしてリーグ戦3位以上に与えられるＡＣＬ出場は無くなった。

健太そして選手は来季どこへ向かおうとしているのか？

サポーターと同じ方向を向いているのか？

コレオで見せた、「ＧＯ！」は

サポからではなく、選手が向かう方向をサポに見せて欲しい。

そして一皮むけて、ＴＯＰ３に入る力を身につけて欲しい。

サポーターとともに一番高いところまで行こう、いつの日か。

試合後の選手見送りで、トラブルがありました。

悲しいけど、あの人たちも清水を愛する人たち。

行動が正しいとは思えないけど、何かを変えたくてやっていると信じたい。

そして、それを見ている鈴木克馬さんがなんとも寂しそうだった。

遠藤のようになってくれ、背番号10

残り２戦で意地を見せろ。

甘くはないが、天皇杯でのACL出場チャンスがある。

コレオ、みなさんお疲れ様でした。

写真は、嫁が裏切ってアウェー側に行き、撮影したものです。