1300イニングのやりくり�

9イニングを戦う上での先発の重要性を書きましたけど、まずは先発に対するノルマですね。
メジャーだと《6イニング以上3失点以下》の試合をどのくらい作れたか、というのが一つの目安になっていたりもするので、先発のノルマは6イニング。先発の1300イニングに占める割合としては、900イニングに欠けるぐらい。残りの400イニングをリリーフの6人に任せると、一人67イニング。これだと投げすぎなので、60イニング以下にすると、先発は一人頭157イニングになります。毎試合、7イニングを投げきれば、25試合で175イニング。先発の5人の平均がこのくらいになれば、残りの20試合も計算できます。

巨人でいえば、上原・内海・グライシンガー・高橋・木佐貫が先発の5人です。木佐貫が150イニング前後だったとしても、他は180イニング平均が見込めますので、残りの20試合を金刄・野間口・門倉らで埋めればいいのです。それなりの投手が控えていれば、5人に何かあった時の穴埋めにもなります。
通常、規定投球回数に達するのが3人いればいいほうなので、そこを基準にしてしまいがちなんですけど、5人並べるというのは、本来、前提にあるべきなんです。他が3人だからといって、そこに歩調を合わせるのもどうかと思いますね。それを他チームから強要されますけど・・・。

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