アンケート回答

  • taka
    2007年07月26日 06:23 visibility73

アンケートに投票してくれた方、ありがとうございました。

バッティングと栄養について投票されていたので、
まずは栄養からいきます。

野球が上手くなるには何を食べればいいのか。

はっきり言うと何を食べたからといって
野球が上手くなるわけではないのです。

でも、栄養がしっかり摂れていると
効率よくパフォーマンスを上げることができたり
疲れが取れやすくなることは事実です。

今回は、栄養摂取のタイミングについて
書いていきます。


以前私立中学の練習を見学したときのことです。

全体的に練習内容のレベルが非常に高く、
しかもまだほとんど知られていない練習法を
取り入れていてびっくりしました。

聞くと最近監督が変わったらしく
まだ無名ながら着実に実力をつけている
学校という事が分かりました。


そして・・・

練習が終わった後に出されたものがすごかった。
おにぎり2つと温かいスープがでてきたのです。

練習後すぐにグラウンドで食事が始まりました。

これはすごいです。
普通ならグラウンドで食事をさせるなんてことをする
監督はいないでしょう。

しかし、この監督は違いました。

練習後30分以内に食事をすることが大切なことを知っていたのです。
運動後30分以内にたんぱく質と炭水化物を摂ると、
疲労が取れやすく、筋肉の発達にも役立つことが分かっています。

反対に練習後、二時間以上たってから栄養を補給しても
あまり効果が上がらないことも分かっています。

子どもたちの体を大きくさせるためには
何をすればいいのかを常に考え
行き着いた答えがこれだったのでしょう。

おにぎりの具はおかかと鮭で二つともタンパク質です。
温かいスープは運動後に体が冷えないようにする配慮でしょう。
冬場だったので、とても良かったと思います。
水分補給もできます。

この監督の子どもたちを上手くさせたいという熱意が
こめられた栄養補給でした。

練習すれば結果につながるわけではないことを
この監督は身をもって知っているのです。

練習後すぐに栄養を補給することが
練習の効果を最大化する・・・・

このように、栄養にまで気を配る監督がいるチームは少ないと思います。


ポイントを整理します。
・運動後30分以内に栄養を補給する
・内容はタンパク質1:炭水化物3〜4の割合
・水分の補給

これが最新の栄養補給の方法です。


しかし、私がさらにすごい栄養補給の方法を紹介します。

実はまだどこも行っていないと思うのですが
どうせ食べるならクールダウンを行う前に食べてしまったほうがいいです。
全体練習(トレーニング含む)→栄養補給→クールダウン(ストレッチ含む)

常識にとらわれないで考えられる方なら、
この順番で取り入れてみてください。

運動後すぐの栄養補給が一番効果的なので。


こんな食事を用意することはできないという場合は
プロテインとコンビニのおにぎり1個でも十分です。

ほとんどの方は運動直後にしっかりとした食事を
摂ることなんてできないと思いますので、
そういうときはプロテインに頼りましょう。

脂肪がほとんど含まれてなく、質の高いたんぱく質を
摂取できることが利点です。
胃にもたれることもないです。

たったこれだけで練習の効果が上がるんですよ。
試してみてください。




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