
ありえないほどパフォーマンスを上げる方法
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taka
2007年08月05日 04:08 visibility180
結構使えると思う本を紹介しておきます。
今日は心理学
「今すぐ使えるメンタルトレーニング選手用」 高妻容一 ベースボールマガジン社 2000円
これはすごいです。
なぜ2000円なのかが分かりません。
私なら10000円でも買います。
これを読むと、なぜイチローがネクストサークル〜バッターボックスまで
同じ動作を繰り返すのかが分かります。
彼の一流たるゆえんが分かります。
どうして卓球の福原愛が「サー!!」と掛け声を発しながら、
ガッツポーズを繰り返すのかが分かります。
勝つための心理トレーニングをしっかり行っている証拠です。
これには選手用のほかにコーチ用がありますが、
選手用を読まないとコーチ用の意味が理解できません。
まずは選手用を読みましょう。
「スポーツ心理学の世界」 杉原隆 他多数 福村出版 2600円
これは私がスポーツ心理学を初めて勉強したときに使ったものです。
大学の教授に勧められて買いました。
入門編としてとても読みやすいです。
初版は2000年とすでに7年前の新しくはない書籍ですが、
いまだにここに書かれていることを意識して練習をさせている指導者はいません。
特に圧巻は27ページから始まる第二章で、
野球の練習量を4分の1にしても今以上のパフォーマンスを
上げる方法が書かれています。
いかに日本の指導者が無駄な練習をしているかが分かってしまいます。
脳と体の反応の仕方を考えるだけで、ありえないほど練習効率に
対する意識が変化します。
「大リーグのメンタルトレーニング」 ケン・ラビザ トム・ヘンソン ベースボールマガジン社 1800円
知っている人は知っているかも知れませんが、
世界で一番有名なスポーツ心理学者の1人にケン・ラビザが挙げられます。
世界中の野球指導者のバイブルです。
しかも日本版の監訳は高妻容一です。
成長したいなら確実に読むべきです。
高妻先生は東海大学の教授で、日本で5本の指に入るスポーツ心理学の権威です。
陸上の末次や柔道の井上もなぜか彼の心理学研究室で心理学を勉強しています。
普通、修士論文を書くなら自分の専門競技について書けばいいとおもうのですが・・・・
それだけ高妻先生の心理学が重要だと判断したのでしょう。
最近東海大学のチームが軒なみ強くなっています。
サッカー部が全国優勝したのも彼がサッカー部のメンタルトレーニングを
担当してからです。
野球部もめちゃくちゃ強いですよね。
かなりの学生が心理学を専攻していると本人が著書で言っていました。
やることをきちんとやっているから強いんですね。
是非参考にしてください。
- 事務局に通報しました。
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