掛布雅之選手のセイバーメトリクス

昨日は、現Giants監督の原辰徳氏のセイバーメトリクスを取り上げましたが、なぜかその後に掛布雅之氏の顔が浮かんだので、今日は掛布雅之選手のセイバーメトリクスを分析してみました。

やってみて面白かったのは、掛布選手と原選手の数値の差です。

 　　　　　　原　　　　掛布

安打数　　1,675　　1,656

本塁打　　　382　　　349

打点　　　　1,093　　1,019

四球　　　　705　　　819

三振　　　　894　　　897

併殺打　　　122　　　124

四球を除いて、見事にほぼ同じという気がしないでしょうか？ 

セイバーメトリクス的に見ると、四球が多くなど、掛布選手のほうが打数が少ない分、原選手を上回ります。RC27は原選手6.44に対して、掛布選手は7.10です。 

その他も掛布選手に軍配があがりますが詳細はブログまでお願いします。

ここまでブログでは思いつくままにいろいろなスラッガーを取り上げましたが、一旦整理するという意味を含めて、RC27のランキングをまとめました。

王貞治　　10.03
バース　　9.77
松井秀喜　　8.75
イチロー　　8.61
落合博満　　8.42
福留孝介　　7.92
張本勲　　7.87
掛布雅之　　7.10
長嶋茂雄　　6.96
井口資仁　　6.66
原辰徳　　6.44
野村克也　　6.15

現時点ではこんな感じです。これからもいろいろな選手をとりあげていきますが、上位にはどういう打者が入ってくるのか楽しみです。

あくまでもRC27でのランクなので悪しからず。。

ちなみにRC27とは、その選手が9人いた場合に1試合に何点取れるかを数値化したものです。王選手が9人で打線を組むと10点打線ができあがるという感じの指標です。

今季の日本プロ野球の1位は、打席数が少ないのですが、後藤武敏選手（Lions）の9.36です。2位は青木宣親選手（Swallows）の8.93です。（いずれも8/28までの成績です。）