日本×韓国(北京五輪1次リーグ・第4戦/日本2勝2敗=五棵松)

  • 武蔵
    2008年08月17日 00:58 visibility40

やはり韓国のしぶとさは並じゃない。

先発の和田は、キレ味鋭い投球で、7回途中2失点と安定した内容。
コーナーを的確についていて、ほとんど阿部の構えたところにきていましたね。
リードをもらった直後に、四球から手痛い一発は浴びてしまったことだけが悔やまれます。
ただ、後を受けた救援陣は、川上はなんとか同点のままバトンを渡すも、
9回に岩瀬がつかまり、勝ち越し点を許すと、村田が犠打飛球を処理できず追加点を献上。
さらには、阿部の2塁への悪送球の間にもう1点と、大事な局面でミスが絡み、
突如、堅実なプレーに綻びが生じ、自滅から崩れるという予想だにしない展開に。
打線も、西岡までもが故障で外れ、オーダーを変更せざるをえなくなったことが災いしたか、
持ち味の機動力が活かせず、相手を揺さぶる攻撃がほとんど見られませんでしたね。
全体的に、追い込まれる前に打とうという意識が焦りに繋がった感じで、
なかなか狙い球を絞り切れず、誘い球に手を出して墓穴を掘る形になってしまいましたね。
新井が、先制となる2弾を叩き込んだ他、最終回の怒涛の追撃に繋がる3塁打を放つなど、
主砲としての役割を果たし、復活に手応えを感じるような打棒を披露してくれるなどましたが、
今日も、得点圏に進めながらあと1本が出ず、最後も2点差に迫った場面で、
尚も無死2、3塁と同点の好機を残しながら、あっさり終わってしまったのが残念でした。
ただ一番の問題としては、ベンチの采配にあった可能性も否めません。
中途半端に回を跨ぐ格好となった継投や上原、藤川を温存することが裏目に出るなど、
後手後手にまわってしまい、短期決戦の経験の浅さが敗因になってしまったように思えます。
逆に韓国は、国際大会の戦い方を周知の上で、非常に冷静な試合運びをしていましたね。
勝利への執念も、日本以上のものがあったように映ったのが本音です。

これはもう全員丸刈りにせんと。



 

※選手名は敬称略

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