巨人×中日(最終戦/中日14勝10敗=東京ドーム)
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武蔵
2008年10月05日 17:43 visibility59
紙一重で終戦危機を脱す。
上原が、7回を無四球、無失点に抑える好投で存在感を示してくれました。
立ち上がりはやや球にばらつきはありましたが、
その後は修正し、自分のリズムで放れていた印象です。
腕がしっかり振れ、本来の角度ある直球に加えて、
フォークも、落差、低目への制球、ともに申し分なく、
登板を重ねるごとに、キレが戻り始めてきている印象です。
ただ、救援陣がつまずき、豊田はきっちり抑えたものの、
クルーンが連日の乱調で、連続四球などから1死満塁のピンチを招き、
あわや一発逆転の場面を演出してしまう冷や汗のリレー。
最後が相性の良いウッズだったことで難を逃れましたが、
登板間隔が空きすぎたことによって、勘が鈍ってしまっているのが気がかりです。
打線も、昨日の山本昌に引き続き、チェンをもとらえ切ることができず。
鈴木尚らの先頭打者弾など、3発で3点は奪ったものの、
相変わらず、早打ちであっさり打ち取られてしまうことが多く、
我慢して狙い球をしっかり絞れない点は今後も課題ですね。
それぞれ、積極性を謳ってのことかもしれませんが、
数打ちゃ当たるとはまた意味合いが違ってくると思います。
その中で唯一、面白い攻撃ができたことといえば、
5回に飛び出した寺内のセーフティバントでしょうか。
転がったところが良く、悪送球もさそって2塁を陥れる形に。
相手守備がもたつくのを見て、一気に3塁も狙い、結果、アウトにはなりましたが、
こういうなかなか点の取れない状況では、小技も駆使して戦う姿勢も大事なのではないでしょうか。
しかし、和田、ウッズを外したメンバーでも、ここまで苦戦するとは。
※選手名は敬称略
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