テニスではやく準備、前で打つ
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くみちょ
2016年12月12日 11:41 visibility168
テニスのショットのアドバイスで「はやく準備」「前で打つ」て良く使いますがこれって
実はお互いの思い込みでぜんぜん通じてない事があるんですよ。
「前で打つ」の前ってどこでしょう!
私が考える前は相手のコートに近づく方だと思ってましたし、
それ以外の前なんてないでしょ って思ってましたが 普通の人が普通に考えると
前というのは 体の前面方向の事になるらしい。
なので体を横向けて(これも何に対して横?)相手に対して横に向くと
前というのは体の前になるので「前で打つ」は体から離して打つみたいな感じに
とられてしまうので ますます変な打点になってしまうということです。
この「前」とか「横向いて」とかって長くテニスやってる人は相手に対してって意味で
勝手に思ってますがまぁ 確かに普通に考えると判らないですよね。
これは方向的な話ですが時間の話で「はやい」もややこしい。
ストロークで「引くのが遅い もっとはやく」「準備が遅い もっとはやく」というのは良く言われるアドバイスですよね。
これを良く考えると「早い準備」ではなく実は「速い準備」なんじゃないかと思うですよ。
なぜか「遅い」が同じ漢字になってしまいますが時刻的な遅いではなく速度的な遅い
なじゃないかと思います。
でも 座学でやれば判ってもテニスのアドバイスって口頭で伝えるので
非常に判りにくいですよね。
「速い準備」と「早い準備」は同じに聞こえますがやることは正反対になります。
「早い準備」できるだけ前に準備して待つ事になりますが 待つってだめですよね。
正解は「速い準備」これはとにかく打点にぎりぎりまで近づいて出来るだけ短い時間で
準備して一気に打つのがたぶん正解なんだと思います。
ぎりぎりまで待つんですがけっして早くはないですよね。
この言葉の説明をテニスコートで口頭でやると無茶苦茶疲れます(^^;
でも こういう思い込みの違いによる行き違いはすごくたくさんあると思いますよ。
しっかり打つ、しっかり振るとかも試合中にアドバイスすると馬鹿うち始めちゃう人が
いるのも言葉の意味が違って伝わってますよね。
経験の浅い人にアドバイスするときにはまず 言葉の意味をどうとっているのか確認してからでないと根本が違うと同じアドバイスも全然違う意味に捉えられてしまいますからね。
気をつけようと思ったので覚書しておきました。
ちなみに調べたら 速いー遅い 早いー晩い(おそい)が本来の反対語なんだそうです。
でも 漢字は違っても結局 音が同じなので口頭では判らないですよね
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- 事務局に通報しました。
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