「両棒餅」。 さて、何と読む?

日曜日、九州新幹線「さくら」に乗って、鹿児島へ行ってきました。


 


鹿児島は両親の、生まれ故郷です。


 


親近感のある場所です。


 


新幹線を降りた後は、車で市内を見て回りました。


 


表題の「両棒餅」は、島津藩、別邸付近の海岸沿いのお店で売られている、お餅で「ジャンボモチ」といいます。


 


何故、「ジャンボ」が「両棒」なのかといいますと。


 



 


このように、一つの餅に2つの串が刺さっている訳です。


 


両とは、唐音で(りゃん)鹿児島では(じゃん)となります。


 


つまり、「二つ」を意味するそうです。


 



 


白いお餅に、二本の竹串が刺さっている姿から、


 


「両棒(じゃんぼ)」の名が生まれたそうです。


 


直径、3~4センチの餅は直火でキツネ色の焦げ目がつくまで焼かれ、


 


トロリとした独特の(アン)がかかっています。


 


大変、おいしく、1人前12本の量もペロリと平らげてしまいました。


 


 


お店は道路に隣接していて、海水浴に来たお客に人気のようです。


 


この日、お店に入ってきた男の子のエピソードです。


 


男の子:「両棒餅、持ち帰りで2つ下さい」


 


店主:「車は??」


 


男の子:「今、横の道を進んでいます。」


 


店主:「気をつけて、走って下さいね~」


 


この写真、奥の青いシャ

ツの男の子が駆けていく様子。



 


 


車から降りずに、窓から手を出して、焼きたてを、運よく購入する人もいるようで、


 


手が空いた時には、店の人が路上に出て販売していました。


 


味もさることながら、こうした雰囲気が繁盛の理由でしょう。


 


週末の楽しい、ひと時でした。


 


 


























































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