エーストレーナー

  • 愛甲霞official mark
    2017年06月23日 15:50 visibility264

今年は、九州共立大学にて、テニスの授業を非常勤講師として担当させて頂いております。

 

スポーツ学部の学生を対象に実技指導は初めての経験ですが、のみこみがはやく

驚いています。

 

運動経験は競技の種類が変わっても、優位にはたらくと、実感しました。

授業中の写真はないので、テニスコートの写真だけ・・・ここで授業が行われています。

preprocess

 

ですが、その授業中、ストローグのスウィングで、ある特徴を見つけました。

 

テイクバック時のラケットの位置が高いのです。

 

丁度、↓のような

 

確かに上記写真のように、トップ選手のテイクバックは、はじめラケットヘッドが上を向いて、肩より上で構えられています。

 

学生も、イメージはこのようなテイクバックですので、みんな高くラケットをあげています。

しかし、初心者の場合、そこまで高く構えると、今度はラケットヘッドが下がる時間がありません。

 

そうして、必然的に上からたたくスウィングになってしまうのです。

 

これは、テニスにとっては致命的です。

 

運動能力が高いので、最初からラリーも続いて、早めにポイント形式も実践してみたところ、能力が高いゆえに、我流のスウィングで、何とかコートに入れてしまうという学生が増えてしまいました。

 

そこで、慌ててラケットヘッドをさげる練習を開始しました。

 

テイクバックが小さくなるので、消極的なイメージがあり、最初は打ちにくそうでしたが、

ヘッドダウンすることによって、手首やひじが使える、ボールに回転がかけられることを理解してもらいました。



練習方法はいたって簡単。

打つ前から、地面にラケットを設置させておきます。

 

写真がないので、イラストで・・・。

 

 

 

そこで、大切なのは、踏み込み足に重心をおくこと。

後ろの膝を前の膝によせておくことです。

 

このポジションをつくれば、後は上に起き上がりながら体をネットの方向にひねるだけです。

 

また、エーストレーナという練習器具も使用して、スウィングを確認しました。

 

(正しいフォームで素振りをすると、打点位置で、ポンと気持ちのいい音が出ます。)

写真は、田川ニスクラブさんで、レッスンをさせて頂いた時のものです。

 




こちらは、試合にも出場しているレベルの方でしたが、ショットがフラットで回転量がなく、限界を感じたので、同じように、ヘッドダウンをお勧めして、エーストレーナーで、

練習しました。

 

一度のレッスンで、ボールの質が変わったので、満足です。

エーストレーナーで私が練習した動画は下記から↓

 


(バックハンドは、苦手なので、しっくり来ていません)

エーストレーナーについて詳しくはこちら↓

http://item.rakuten.co.jp/ablitz-shop/acetrainer_01?s-id=stp5_log6_browsehist preprocess

 

授業も後半に入り、前期は残り5回。

 

講師としての目標は、授業をうけた学生が将来どこかでテニスをして、その時、周りの人から

「うまいね~どこで習ってたの?」なんていわれることです。

 

試行錯誤は続きますが、上達してもらえるよう、伝わりやすさに焦点をおいて取り組みたいと思います。

 

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