エーストレーナー
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愛甲霞
2017年06月23日 15:50 visibility227
今年は、九州共立大学にて、テニスの授業を非常勤講師として担当させて頂いております。
スポーツ学部の学生を対象に実技指導は初めての経験ですが、のみこみがはやく
驚いています。
運動経験は競技の種類が変わっても、優位にはたらくと、実感しました。
授業中の写真はないので、テニスコートの写真だけ・・・ここで授業が行われています。
preprocess
ですが、その授業中、ストローグのスウィングで、ある特徴を見つけました。
テイクバック時のラケットの位置が高いのです。
丁度、↓のような
確かに上記写真のように、トップ選手のテイクバックは、はじめラケットヘッドが上を向いて、肩より上で構えられています。
学生も、イメージはこのようなテイクバックですので、みんな高くラケットをあげています。
しかし、初心者の場合、そこまで高く構えると、今度はラケットヘッドが下がる時間がありません。
そうして、必然的に上からたたくスウィングになってしまうのです。
これは、テニスにとっては致命的です。
運動能力が高いので、最初からラリーも続いて、早めにポイント形式も実践してみたところ、能力が高いゆえに、我流のスウィングで、何とかコートに入れてしまうという学生が増えてしまいました。
そこで、慌ててラケットヘッドをさげる練習を開始しました。
テイクバックが小さくなるので、消極的なイメージがあり、最初は打ちにくそうでしたが、
ヘッドダウンすることによって、手首やひじが使える、ボールに回転がかけられることを理解してもらいました。
練習方法はいたって簡単。
打つ前から、地面にラケットを設置させておきます。
写真がないので、イラストで・・・。
そこで、大切なのは、踏み込み足に重心をおくこと。
後ろの膝を前の膝によせておくことです。
このポジションをつくれば、後は上に起き上がりながら体をネットの方向にひねるだけです。
また、エーストレーナという練習器具も使用して、スウィングを確認しました。
(正しいフォームで素振りをすると、打点位置で、ポンと気持ちのいい音が出ます。)
写真は、田川ニスクラブさんで、レッスンをさせて頂いた時のものです。
こちらは、試合にも出場しているレベルの方でしたが、ショットがフラットで回転量がなく、限界を感じたので、同じように、ヘッドダウンをお勧めして、エーストレーナーで、
練習しました。
一度のレッスンで、ボールの質が変わったので、満足です。
エーストレーナーで私が練習した動画は下記から↓
(バックハンドは、苦手なので、しっくり来ていません)
エーストレーナーについて詳しくはこちら↓
http://item.rakuten.co.jp/ablitz-shop/acetrainer_01?s-id=stp5_log6_browsehist preprocess
授業も後半に入り、前期は残り5回。
講師としての目標は、授業をうけた学生が将来どこかでテニスをして、その時、周りの人から
「うまいね~どこで習ってたの?」なんていわれることです。
試行錯誤は続きますが、上達してもらえるよう、伝わりやすさに焦点をおいて取り組みたいと思います。
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