
#538 関東チャンピオン♪
-
-
垣本右近2012年10月15日 11:40 visibility9
【全日本女子フットサル選手権関東大会】
が10月13日(土)東京駒沢体育館で開催されました。
予選リーグを通過した4チームによるトーナメント戦。
3位までが11月に北九州で開催される全国大会行の切符を手にすることができます。
ちなみにBOYSはここ3年での成績は・・
2009年 関東大会3位 全国大会3位
2010年 関東大会予選敗退
2011年 関東大会準優勝 全国大会3位
とそこそこの成績を納めています。
準決勝に進んだ4チーム
・バルドラール浦安ラスボニータス(千葉)
・アマレーロ峰FC(栃木)
・ファンレディース(東京)
・カフリンガBOYS東久留米(東京)
4チームとも全国大会で3位以内に入っている強豪。
とくにうち以外は関東リーグ所属のチーム。
準決勝の組み合わせは
バルドラール浦安ラスボニータスvsアマレーロ峰FC
ファンレディースvsカフリンガBOYS東久留米
勝てば文句なく全国大会行きの切符を手にできます。
正直準決勝で決める気で試合に臨みました。
東京都大会決勝ではファン相手に2-0と勝利!
ファンに勝ったのは2004年BOYS結成からたぶん初めてなんじゃないかな。
ファンっていうチームは強く、憧れていた存在。
その決勝のビデオをもう何十回って見ました。
今のうちの実力なら10回戦って1、2回勝てるかな~というのが正直なところ。
それを2連勝しなければいけないのだから確立的に考えるとものすごく低くなる。
ましてファンはうちに前回負けてるし、昨年関東大会の予選で敗退しているから強い気持ちを入れて戦ってくるはず。
がっぷり四つで戦っても勝てないと判断。(消極的すぎ~笑)
まずは相手のストロングポイントを消すことから取り組みました。
そしてボールを前にシンプルに運ぶ。
ファンはディフェンスがうまくて強いのでそれに引っかからないようにと指示しました。
それに狭いコート、短い試合時間のレギュレーションの中少しでも勝つ確率を上げる準備をしました。
試合はやはり一方的なファンペース。
ピヴォ当てを意識しながらボールを回し、だめなら外から仕掛けてくる。
セットプレイもしっかりと戦術を駆使してシュートまで持って行かれるシーンが。
ただビデオで何度も確認したし、ある程度攻め込まれることは想定内。
その中で失点をすることなく前半終了。
勝機は後半かPK戦だと考えていたのである程度ゲームプラン通りに進んでいた。
後半も何度も攻め込まれるもGKなべちゃんを中心にゴールを割らせず、逆に時折カウンターでシュートまでいくシーンが出てきた。
少しづつ得点の匂いもしてきた。
でもそれは相手も一緒だった~
ファン強ぇ~
引いていてもあれだけ崩されちゃうとあとは個々に任せるしかない。
でもうちには夏奈とみーちゃんというディフェンス能力が高い選手がいてよかったぁ~
後半も終了0-0で延長戦へ。
負けれらない5分ハーフの戦い。
わぁ~いきなりファンの前プレに何もすることができず。
また押し込まれる。
でもみんなで身体をはってよく守る。
最近シュートをスライディングで止めに行くシーンを目にするんだけど、この試合もしっかりとシュートコースにブロック。
「失点しないんだ」という気持ちがプレイにでて、それがチームを鼓舞して、良い雰囲気の中で戦うことができていた。
そして~延長戦も終了~
PK戦へ。
PKは半分が運。
でも練習でもPK練習やってきたし、強い気持ちを持ってその運をBOYSに引き寄せられるように!!
1本目夏奈が成功。
相手のPKをなべちゃんがストップ!
2本目みーちゃんが成功。
相手のシュートをまたまたなべちゃんがストップ!!
3本目わかが成功。
相手にも決められ3-1とリード。
そして4本目。
決めれば勝ちのおいしい場面ででできたのはばんばん!
ゆっくりとした長い助走からおもいっきり振りぬいたシュートはなんとGK正面~・・
外しそうな後ろ姿だった~笑
相手はしっかり決めて3-2。
やばいやばい。
追いつかれちゃう。
もうドキドキですよ!
5本目。
決めれば全国へ。
出てきたのははっちゃん~
なんか不安・・
って俺が選んだんだった~(><)
はっちゃんの蹴ったボールはゴール左上に突き刺さりゴール!!
監督の期待に応えてはっちゃん見事ゴールで勝利~!!!
全国大会行きの切符を手にしました~
いぇい♪
みんなでピッチの中で抱き合って喜んでいるシーンは何とも感動的だった。
本当によかったぁ~
そしてしんどかった~
寿命が縮んだよ。
これでまずは全国大会行きの切符を手にしました。
そしてこれから決勝戦に臨みます。
相手はバルドラール浦安ラスボニータス。
関東リーグでもトップを走り、女子フットサル界で男子同様にボールを回すことができる数少ないチーム。
ただうちも負けられない理由が。
関東大会の出場枠が東京は2つしかありません。
今年は東京開催ということで開催枠があり、枠が3つあり3チーム出場できました。
優勝すると前回大会優勝枠で来年の関東大会で1つ東京が増える。
来年はきっと東京で開催されないと思うのでどうにか枠を確保しなければならない。
ここから先は東京都女子フットサルの期待も背負い負けるわけにいかない。
春先にラスボニータスとエキシビジョンマッチを戦いその時は1-5で大敗。
あのイメージが強くて、試合時間ぎりぎりまでどうやって戦おうか迷っていました。
そうしたらベンチに行ったらもう選手が並んで指示ができなかった~笑
この大会はレギュレーションも厳しい。
もともとは1面開催で準決勝11:00/12:30、決勝15:30/3決17:00だった。
これならまぁ余裕があり選手もベストコンディションに近い形でプレイできそうだけど。
それが~
2面開催で準決勝12:00、決勝・3決14:00に変更になった~
なぜ??
しかもうちとファンは延長・PKを戦っていて試合が終わったのが13:30。
うちは全国行きが決まってたからまだよいけど、ファンはきつかっただろうなぁ。
せめてもうちょっと間をおいてからやらせてあげたかった。
まぁそんなで指示出す時間が少ししかなかったぁ・・
疲れもあるだろうからしっかり引いてブロックを作ってボールを回させようと。
相手にポゼッションされることは想定内。
「回されてる」の意識じゃなくて「回させてあげてる」くらいの意識を持たせた。
消極的な考えかもしれないけれど、疲労度・各上との対戦から見れば今できる最大限の事をやろうと。
また準決勝では固定して選手を使ってきたけれど、決勝では色々な選手をピッチに送り込んだ。
でもその誰もがしっかりとハードワークしてくれて、ディフェンスに関してもほぼ練習通りにプレイする事ができた。
オフェンスも準決勝とは違い積極的にボールを回した。
それでも得点は奪えず試合終了~
2試合連続となる延長戦へ。
その前半、角度の無い所から、ちょうどGKのブラインドになったのかな?から決められついに均衡を破られる。
もう守ってもしょうがないのでプレス位置を高め、そして決勝戦出番のなかった美咲を送り込んだ。
美咲は今年加入した選手。
ポテンシャルはものすごく高いんだけど、まだディフェンスに迷いがあり、美咲が入ることによりチーム全体のバランスを崩してしまうシーンを何度も見てきたのでこの試合は出番がなかった。
そんな美咲に神様が舞い降りる。
シュートのこぼれが美咲の前に転がってくる。
それを迷いなくダイレクトでゴールに叩き込んだ!
同点!!
美咲のBOYS公式戦初ゴール!!
やったねぇ!!
延長も後半に入り、またPK戦突入かと思われた残り約1分。
GKなべちゃんの投げたボールを相手がかぶり、そこに走っていたはっちゃんに当たってゴールに入るというミラクルゴールが生まれついに逆転2-1!!
左足のアウトサイドに当たったからね~
ミラクルもいいところ。
最後ディフェンスの要・夏奈が足をつって退場というハプニングもあったけれど。
大怪我かと思い心配したら笑いながら
「つった~・・」って。
その後はみんなでゴールを死守!!
そしてタイムアップ~
関東大会決勝戦2-1でラスボニータスに勝利して優勝することができましたぁ~
いぇい♪
いやぁ~まさか優勝できるとは思ってなかった。
この1週間色々なシュミレーションと何度もビデオを見て戦い方を考えてきたけれど、選手がそれに答えハードワークしてくれて。
気持ちも常に高く保ち、集中力を切らさなかった!!
関東チャンピオン♪
良い響き。
1年間はこういう呼び方をしてもいいんだねぇ~笑
8年前にこのチームを結成してまさかここまで来るとは思わなかったなぁ。
試合後は感慨深く浸ってしまいました。
継続が難しい女子チームにあって、うちはチームの半数以上は最初からいたメンバー。
色々な意味で心地がいいんだろうね。
キャプテンわかを中心にものすごく素敵な大人のチーム。
オンザピッチもオフザピッチも楽しいBOYS。
また全国大会に監督して連れて行ったもらえることに感謝。
北九州。
何食べに行こうかなぁ~
全国大会は11月2日~4日。
福岡県北九州総合体育館で開催します。
それまでに良い準備をしよう。
応援に来てくれたたくさんの皆さん本当にありがとー
是非北九州にも・・・笑
試合後は同じ東京代表のファンと写真を撮りました。
ファンサポの前で。
カフリンガサポの前で。
浦安、ファン、BOYSと関東のチームが準決勝以降で戦えるといいなぁ。
やっぱり関東のチームは強いんだ!!
ってとこ見せてやろ!!
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件