ロースコア
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Number10
2010年03月22日 23:53 visibility63
連休中、センバツを何試合かテレビ観戦。印象に残ったチームがいくつか。
まずは初日の嘉手納。
秋の九州優勝チームくらいの認識しかなかく、テレビで初めて見たのだが
小柄な選手が多い。平均は160cm代だとか。
ネットでメンバー表を見ると、最長身で174cm。
自分の中学時代の野球部ベンチ入り平均と変わらなさそう。
しかし、そこは九州大会を制するだけあって動きが良い。
キャッチャーのスローイングも力強く正確だ。
聞いた話だと、全中優勝バッテリーがそのまま地元高校に進学したとか。
打線が振るわず後半に突き放されて敗戦したけど、もっと見てみたかったチーム。
それから今日の第一試合、向陽高校。
旧制中学時代には選手権優勝経験もある古豪だが、
今では普通の公立高校と言ってもいいくらいではないか。
前評判では開星有利と言われていたが、変化球でかわして得点を与えず
少ないチャンスをモノにし、予想に反して逃げ切った。
つづく第二試合の宮崎工。
これまた丁寧なピッチングで得点を与えず、逆に後半集中打を生かして追加点。
最後までホームを踏ませず完封勝ち。
いずれも全国的には無名な公立高校。
秋の大会が始まる前に、センバツ出場を予想した人はどれだけいただろうか。
このようなチームが勝ち進むには、投手力と固い守備が失点を最小限に抑え
小技を駆使して接戦に持ち込むのがよくあるパターン。
3年前、選手権優勝の佐賀北もとにかく守備が固かった。
その年のセンバツ、秋の近畿優勝チームで優勝候補に挙げられていた報徳を喰った
室戸も良いところで好守を連発。
この試合現地観戦したのだが、
周りにいた地元の方が「近畿優勝が神宮枠に負けた……」と
呆然としていたことを覚えている。
多くの得点を期待できない場合はロースコアの試合展開が勝機を生む!
何が何でも先に点をやらない!
そのためには固い守備と好投手から点を取るための選球眼、走塁、小技。
やっぱり野球は守備からだ!
と再認識できたところで今日は寝ます(謎
おやすみなさい。
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