2009年NPB移籍予想情報�

阪神の藤本敦士内野手(32)をヤクルトが獲得しようとしているらしい。

FA権を行使できる藤本は今期僅か47試合の出場に止まり、年俸は3600万円。

FAでヤクルトが藤本を獲得した場合、人的補償や金銭が不要なCランクであるからヤクルトは阪神に補償をする必要がない、言わば無償トレードと同じだ。


このランク付け制度は2008年からの2年間に試験的に導入されている改訂版FA制度で、チーム内の日本人選手を年俸が高い順から1〜3位をAランク、4〜10位をBランク、11位以下をCランクとして、Cランクの選手獲得は人数の制限も無く、補償も必要ない。


つまり、他球団と競合さえしなければCランクのFA宣言選手はいくらでも獲得できるという訳だ。



たしかに藤本は良い選手だが、阪神にいる限りレギュラーに返り咲くことは難しいだろう。

しかし、阪神の沼沢球団本部長は藤本を引き留める方針らしい。

阪神には坂や大和、野原、高浜など二遊間を守れる若手は複数いる。できれば、藤本が他球団への移籍を望むのなら、静かに見送ってやってほしい。


33歳と言う年齢を考えればまだ数年は現役でやれる。ヤクルトには川島慶、田中の二遊間があるが、今期はシーズン終盤に故障もあり若手を使わざるを得なかった。

藤本は二遊間だけでなく内野ならどこでも守れ、守備には定評がある。代走、守備要員としての活躍には問題ないだろう。かつては打率三割を記録したこともあり、攻撃要員としても期待できる。
これからの藤本の動向に注目したい。


FA宣言をする選手は日本シリーズ終了日の翌日から土日祝日を除く7日以内にコミッショナー宛に宣言する旨をを文書で申請。
8日目に公示され、各球団との交渉が可能になる。

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