16年目のJの予想・その2

2.J2降格チームを占ってみる
候補に挙がるのは次のチームではないか?
・札幌 ・京都 ・大分 ・名古屋 ・千葉 ・大宮 ・FC東京

それぞれを見てみる。
�札幌:知将・三浦のこと、4−4−2でシステマチックなチームを作り上げていることだろう。DFは計算できるのではないか?しかし、攻撃力が未知数なのが懸念材料。DF力のみで1シーズン戦えるほどJ1は甘くない。ハマナチオを引っさげてJ1に上がったが惨敗を重ねた昨シーズンの横浜FCのようにならなければよいが。
�京都:積極的な補強にぶれない加藤久ちゃんの采配でそこそこ戦えるチームにはなっている。縦のラインに柳沢、佐藤、シジクレイと補強できたのは大きい。1シーズン安定した戦いができるかどうかがポイント。西日本のサッカー界を盛り上げる意味でも頑張って欲しいチームである。
�大分:今年も草刈場となってしまったこのチーム。しかも家長、高橋などがケガで長期離脱。相当苦しいシーズンになろうが、Jきっての名将・シャムスカがどうチームをやりくりするのか?非常に興味深い。
�毎年迷走を続ける中部地方唯一のJ1チーム、名古屋:フロントに問題があることが明らかなこのチーム。今年は切り札といってもいいピクシーを監督に迎えJ1を戦うことになる。選手層も厚くなく監督も交代した今シーズン。現役当時と同じように監督がキレルようだと初のJ2落ちもありうる。要注意。
�千葉:大分と同様というかそれ以上にシーズンオフの草刈場になってしまった。最大の問題はフロントというか社長にあるようだが、実績のあるクゼ監督を迎え何とか最低ラインでとどまったという感がある。巻の残留と坂本の復帰は明るい材料だが、それだけで1シーズン乗り切れる程J1が甘いところではないことは選手達が一番わかっているはず。前半戦で大崩れすると日本リーグから通算して初めての2部落ちを経験してしまう可能性も出てくるだろう。
�大宮:昨年は崖っぷちで留まってJ1残留。元々選手の粒は揃っているので現実的な戦い方をすればそれなりの力はでる。今年はキャンプも上手く行ったようなので前半戦を10−13位くらいで乗り切ればJ1残留となるのではないか?
�FC東京:ここも粒は揃っているだけに普通にやればJ2に落ちることはない。しかし「普通にやる」ことすらままならないところが問題。監督交代後のシーズンだけにとにかく6月の中断期間前までが極めて重要。(しかも城福監督はトップチームを率いるのが今回初めて) ここを乗り切れれば上位進出もありうる。ポイントは選手の「元気」。

補足:東京Vを降格候補に挙げる人もいるようだがそうは思わない。DFが安定していそうなので十分J1で戦えるとみる。<続く>

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