中田英寿の引退
-
ラスタマン
2006年07月04日 06:10 visibility77
書きたいことはたくさんあるけれど、まずは簡単に。
1.今回の突然の引退発表には特に驚かなかった。「ああ、そうか」と。彼の過去の言動からサッカー一筋などという感じは全く受けなかったし、引退後をにらんで自分自身の価値を最大限に高めるようなイメージ作りをしてるのが見て取れたから。
2.サッカー記者他から漏れ聞こえてくることによると、代表はじめ所属チームでも浮いていることが多かった、と。特にジーコ監督時代の代表ではチーム内で浮き、宮本が他のメンバーとの橋渡しをするのに非常に苦心したとのこと。「仕事はできるけど嫌な奴」・・・ある記者の方の中田評。「プロだからそんなこと関係ないじゃん。サッカーが上手ければいい。」そういう意見もあるかも知れませんが、サッカーはチーム・スポーツですよ。周りを不快にさせてはいけない。
3.ドイツ、カイザースラウテルンでの豪州戦。言葉にできない惨敗の後、選手がどうするか、最後の力を振り絞ってバックスタンドからピッチを見ていた(本当はその場から少しでも早く立ち去りたかった)。他の選手がサポーターに挨拶に来る中、中田だけは挨拶もなくピッチを去った。しかしヒディングだけとは笑顔でしっかり握手をして。
4.それでも、頼りになる奴だったなあ。1998年のフランスW杯予選の前から代表でプレイし始めた。あの国立での韓国戦。威風堂々とはこういうことか、と当時20才の中田に感心したものだった。そして、ジョホールバルでの獅子奮迅の戦い。これで10年は日本のトップ下は安泰と思った。
書いていてとりとめもなくなって来た。今この瞬間思ったことをつらつらと書き留めてみた。自分自身、中田の引退について、まだ整理がついていないことがわかる。
- favorite23 visibility77
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件