この道は〜、いつも来た道

この道は〜いつか来た道、いや、この道は〜いつも来た道。

「善戦」。少々食傷気味の言葉だ。

試合後の水沼、柿谷、城福監督のコメント。「(よくなかったのは)あの失点シーンだけだった」。
そう、あの数分だけだった。
城福監督曰く、「前半はよかった」。 そう、前半はよかった。

昨年のドイツ・カイザースラウテルン・A代表。最後の9分で3失点。 「最後の最後で」。
今年のカナダ・ビクトリア・U20。「あと1点」、「あの審判の采配が」。

いつもこうだ。「いつも来た道」。

その「あの失点」、「最後の最後」、「あの審判の采配」、これがサッカーだ。これが「世界の」サッカーだ。

そのわずかな差が、世界では大きな「差」なのだ。その差を埋められるか、埋められないか。それがサッカー大国へ向かう大きな道の岐路なのだ。

chat コメント 

コメントをもっと見る

通報するとLaBOLA事務局に報告されます。
全ての通報に対応できるとは限りませんので、予めご了承ください。

  • 事務局に通報しました。