流通経済大柏の圧勝、というか完勝

試合前は6−4で流通経済大柏が有利と見ていた。

理由は簡単。準決勝の戦いぶりを見て以下のように感じたから:�流通経済大柏の(選手)の方がテクニックに勝っていたこと(具体的に言うとトラップした時のボール位置、仕方、キックの精度、種類の多さで流通柏の方が数段勝っていた)、�流通柏の方が準決勝の勝ち方に余裕があった=腹八分だったこと、�エースの実力に差があったこと(大前>河井)。

しかし前半5分で流通柏が先制したことでその差が埋まらない程大きくなってしまった。
大前に3人でマークにいった藤枝東は流通柏の8番をペナルティエリア内でフリーにしてしまい、失点。これでほぼ勝負あった。

藤枝東の選手はなるほど確かにうまい。しかし、日日の練習の厳しさの違いからなのか、一つ一つのテクニックを見ると流通柏の選手の方が全てにおいて上回っていた。
パスのコース・精度、トラップの精度・その意図、球離れのタイミングの的確さ、対人プレイの上手さ・強さ、球際の厳しさ。全ての面で流通柏の方が上だった。
しかも、組織力でも流通柏の方が勝っていた。4−4−2の流通柏に対し、3−5−2の藤枝東。流通柏の4バックはラインコントロール、一対一で勝り、ヘディングでは90分間ほぼ完勝。中盤はうまい挟み込みとイーブンのボールの取り合いで藤枝東をほぼ完封。FWは大前が一人図抜けたプレイを見せていた。また、試合運びでも流通柏の方が数段上だった。
藤枝東は苦しい場面、逆襲をしなければならない場面でマイ・ボールを失いすぎだった。

これでは勝てない。藤枝東のOB・ゴン中山もバックスタンドに応援に来ていたが、さぞかしショックだったことだろう。
準決勝、6−0で津工業を破った流通柏の戦いぶりで津工業へのReaspectを欠いた点があったので藤枝東を応援していたが、小生は後半35分で小席を立ってしまった。
一昨年の野洲の見ていて楽しいテクニック、昨年の盛岡商業の高校生らしい戦い方。それに比してなんかなーという今日の決勝の内容だった。

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