ヴェルディ強し

西ケ丘はいい。サッカー専用。こじんまり(最大入場者数は9000人と少し)。古いスタジアムなので赴きもある。

「読売クラブ」の時代を知っている者からすると、今の東京サポーターの数(の少なさ)には驚く。味スタでも時々ヴェルディの試合を観るが、本当にサポーターは少ない。
読売時代はジョージ与那城、若き日のラモス、加藤 久、戸塚哲也、都並敏史、松木安太郎、武田修宏、菊原史郎(そういえば解説者の川勝も読売出身だ)・・・などなど。
Jリーグ開幕前後から三浦カズ、柱谷哲司、トニーニョ、藤吉、三浦ヤス、堀池 巧、中村ミニラ、菊池新吉・・・などなど。 栄光の時代を築いた。 Jリーグも開幕から2連覇したが、ナビスコ杯は3連覇している。 高いテクニックをベースに一芸に秀で、プライドも癖もある個性派軍団。それが「読売クラブ」、「ヴェルディ川崎」だった。

その後の凋落は皆さんご存知の通り。ついにはJ2でプレイすることになった。

しかし今年は強い(イヤ、強くなった、か)。
名波が1シーズン持たないことはわかっていたが、服部はシーズンを通じてプレイ。GK高木は相変わらずのハイパフォーマンス。土屋の元気のよさはいつも通り(こういう選手、好きだなあ。今日はゴールも決めたし。)。 そして、フッキ、ディエゴ、シウバのブラジル人攻撃陣。

シーズン初めは7連敗を喫するなど悪夢を見たが、先発メンバーが固まると圧倒的な個の力の積み重ねが力を発揮し始め、ここ最近は今日の試合で7連勝。J1昇格の最右翼の躍り出てきた。

この日の守備、攻撃を見る限りは切れなければJ1に上がれそうである(そうは言ってもシーズン終盤にもう一波乱はありそうだが)。そして今日の出来をみる限り、J1に上がってもJ2に落ちるような戦いぶりをすることはないのではないか? J1中位の実力はあろう。 (この日3−0で勝利したが、フッキの1点目のFKは圧巻だった。試合前の練習をゴールウラから見たが、フッキのFKのスピード、変化はそれを見れただけで入場料2000円を支払った価値のあるものだった。あれはもう1回見たい!)

味スタで東京ダービーを見ることを今から楽しみにしている。



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