フォワードというか点取り屋
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ラスタマン
2008年03月16日 20:20 visibility54
鹿島は強かった。後半33分までベルディもよく戦っていたが、試合が煮詰まってきて、ホームのベルディが前がかりになった瞬間、鹿島の速攻が2発炸裂した。
1点目はガタイがでかくのろまに見えるが実はテクニックもスピードもそれなりにあるブラジル人ダニーロの頑張りから。中盤でドスドスと音が聞こえてきそうな動きだったが、ベルディの選手2人(福西に富澤?)をかわしてスルーパス。マルキーニョスがGK土肥もかわして先制点。これで99%勝負あった。
2点目も速攻から。内田がドリブルで右サイドから中に切り込んだ。鹿島サポーターから「シュート!」という大声があがった瞬間左サイドから中に切り込んできたマルキーニョスにスルーパス。マルキーニョスが落ち着いて左隅にシュートを決めた。 鹿島、強し。
ベルディは戦前の予想通りフォワードというか点取り屋がいないのが痛い。
DFは土肥、那須、土屋、福西、富澤の5人の中央ラインでかなり安定している。ゲームメーカーはディエゴ、チャンスメーカーとしてレアンドロ。曲者広山(この選手が単なる曲者で終わってしまうのは惜しいんだけれど)。 で、点を取るのは・・というと、いない。 点を取れる選手がいないのだ。
飯尾?物理的にもプレイ的にも軽い。 船越を頭から出すか? 河野?ほんまに軽い。 平本?信頼感がない。
話はやや飛ぶが、昨年の甲府。あれだけ素晴らしいショートパスによる中盤の作りをしていながら結局J2に落ちてしまった。 理由は簡単。 点を取れる選手がいなかったから。 守備をベースにするのが重要なスポーツとは言え、点を取れないチームもそれはそれで非常に苦しい。
今シーズン、ベルディのポイントは「いかに点を取るか、取れるか」にあるだろう。
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- 事務局に通報しました。
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