J2 3位争い終焉
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ラスタマン
2006年09月30日 13:41 visibility54
3位、4位の争い。お互いが削りあう白熱の試合になる予感がしたので、無理して仕事を切り上げて国立に向かう。キックオフには間に合わなかったが、前半5分過ぎにバックスタンド中央の席に着席---。
結論から言おう。この日のベガルタにはがっかりだった。DFラインの統率が甘い、トラップが雑だ、等、技術、戦術の問題もあるが、一番欠けていたのは「気迫」。精神論一辺倒ではだめだが、あれだけ気合が入っていなくてはどうしようもない。ねばりも激しさもなかった。それが試合全体をつまらなくしてしまった。
一方の横浜。先制点は相手DFラインの一番外でマークをすっと外し、高い打点のヘディングで城が決めた。久しぶりに彼のプレイを生で見たが、このように点で合わせるのは相変わらず上手い。カズとのツートップが見られただけで幸せな気分だったが、その上城の得点が見られて得した気分になった。(これでカズの得点も見られれば更によかったのだけどね)
横浜で一番目立ったのはボランチの山口。ボールを収め、拾い、さばく。仙台に攻められても山口にボールをつなげば、そこで相手のペースをスローダウンさせ、試合の流れを引き戻せる。横浜が3位にいる最大の功労者の一人だろう。
この日の横浜の勝利(仙台の敗戦)でJ2のトップ3はほぼ決まったといっていいだろう。柏、神戸、横浜。個人的には柏に入れ替え戦に出てもらい、昨年のあのふがいない入れ替え戦の借りを返すような気迫に満ちた試合を見せて欲しいと思う。
・・・蛇足ながら、この日のチケットの値段の高さはなんだ!
ゴール裏が当日で2500円、バックスタンドは3500円。J1よりも高いし、バックスタンドなんか、U21の日本代表の試合と同じ値段(前売り)じゃないか。 もっと安くし、観客を増やす努力をしたらどうか?(この日の入場者は6000人強) ホーム横浜のフロントは「チケットを安くして不確かな観客動員をするよりも、確実に集まるサポーターにそれなりの値段でチケットを勝ってもらった方がコストもかからず、売上げ・収益とも確実」とでも考えているのだろうか? 最後にこの点苦言を呈しておきたい。
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