赤嶺！

前半１４分、徳永の突破から得たコーナーから、栗澤のキックを佐原が折り返し、赤嶺が左足のハーフボレー。あまりにきれいで速いシュートに、反対側（ホーム側）の２階で見ていたが、周りも含め一瞬きょとんとしてしまった。見事な赤嶺のシュートだった。　以前より得点感覚に非凡なものを持っている選手だが、今シーズンは運動量、動きの質ともワンランクアップした感がある。カボレとのコンビネーションもよくなって来ている（具体的には２人の距離が近くて２人で点を取れる雰囲気が出てきた）。　あとはケガをせずに１シーズン乗り切ることか？得点を重ねていくと当然マークもきつくなる。元々身体が大きくない選手だけに、その中でケガをせずに今と同じようなプレイをできるかどうか？　それができればいよいよＡ代表が見えて来よう。

今日の試合はほぼ完勝。よく言えばもう１点取り、気楽に試合を見ていたかった。高松、ウェズレイと大駒２枚を欠いた大分からは得点のにおいは漂って来なかったが、１点差というのはやはり怖い。２週間前のナビスコの磐田戦のこともあり、試合中気をもんでしまった。

今日の試合、勝ち点３を取れたことが大きい。名古屋が連敗し、他の強豪が順当に勝ってきているため、順位表をよく見たら１位浦和、２位名古屋、３位鹿島、４位ＦＣ東京、５位マリノス、６位川崎といつもの顔ぶれが占めている（ガンバが１０位だが、川崎との勝ち点差は２）。　この中に当方がいるは不思議な気分になるが、今日のように勝ち点をきっちり取っていけばそうそう下には落ちないだろう。あとは今日のように球際で粘れるか、９０分を通して安定した戦いができるか、だろう。個人的にはカボレが爆発するところが見たい！