まぁ　J2同士でもいいじゃない

　　　ジェフ対レイソル
　　　　　１　−　１
PK戦　　４　−　３

関東に春の訪れを告げるちばぎんカップが開催されました
と今年も相変わらずの書き出し。

新春の風物詩　下関でフグの初セリが行われました
みたいなのとほとんど同じ扱いになりつつあるちばぎんカップなんですが
今年は少々趣が異なります。
柏がJ2　千葉がJ1　みたいなことは何回かあったけど
両方J2　てのはちばぎんカップ史上　初ですね。

通常世間では　初モノはお目出度い　てことになってますが
この初モノは両クラブやサポにとって　
あまり望んではいなかったシチュエーションなので　ちょっとハズいw
しかし　長年サポートし続けてくださっているちばぎん様に対し
チェアマンから感謝状が贈呈されたりして
まぁ　J2同士でもいいじゃない的な和やかなムードで始まります。

けど　ちばぎんの代表取締役　伊東正様を始め
来賓のお歴々がコートも羽織らずスーツ姿なのに
両クラブの選手全員がベンチ・コートを着てモコモコ並んでるのは失礼じゃね?
寒波にさらされても　パッチョロでは半袖の選手もいるくらいなのにw
しかもコイル師匠なんか監督なのに短パン姿!!


長すぎる前フリはこのくらいにして

勇人なんかハナから上がりっぱなしで
意欲的な姿勢を見せたジェフですが
開始４分で澤に先制ゴールを許しちゃいます。
林にフリーでクロスを上げさせた時点で
サイドの守備がユル過ぎる!!
とお叱りの声が飛びそうなトホホぶりでした。
多数こなしたTGでも　あまり芳しい結果を聞いてませんでしたから
昨年のちばぎんの悪夢が蘇っちゃうカンジ?
と不安を抱いた方もいらしたでしょう。

ところが　ネルシーニョも不満を漏らしてたように
圧倒的にポゼッションするジェフでした。
前に人数をかけ　ボールを動かしまくり
低迷した２シーズンにはあまり見かけなかった光景です。
以前なら　サイドで詰まると後ろに下げるばかりだったのに
マーカーを背にした選手へのサポートを労を惜しまず行う
みたいなことが徹底され　ゴールの匂いがプンプンしてきます。

で　３６分　左サイドの素早いパス交換からアレックスの同点弾。

プレミア・クラスなら
精度の高いクロスと中で競り合うフィジカルの強さでゴールが生まれますが
どちらも不十分　つーか　そもそも無い物ねだりのジェフとしては
この手の攻撃に活路を見い出すべきなんですよね。
ミラーに任せた２シーズンは実にムダでした。
クロスを入れろ　とか　1-0が理想とか
そんなんばっかでしたからね。
多少の失点は覚悟の上　撃ち勝つ　てのが今季の肝らしいです。


トドメは刺せなかったけど　PK戦で勝利。
アレックスが失敗して初めは劣勢に立たされましたが
柏はブラジル人２人が失敗。
フランサのPKを阻止した岡本にはご褒美ですなw
最後は巻がシメて　初のJ2対決はジェフに軍配。
つーか　失敗したのブラジル人ばっかやんw