アイデンとティティー (パクリ

インテル対ウディネーゼ
  1  ―  0

2位と3位の直接対決はシブ〜い展開となり
ロス・タイムにクルスが押し込んでやっと決着が付きました。
得点を挙げたクルスを祝福するチーム・メイトの表情は
喜んではいるんだけど 難敵強敵を倒した喜びとは程遠く
やれやれ やっと終わったぜ みたいな安堵感が透けて見えました。
フットボール てか カルチョの歓喜からは遠かったです。

ウディネーゼが上位にいる理由もよく分かりました。
よく組織された守備と素早いカウンターを持ち
相手が攻撃力に優るインテルなら なおさら守備を厚くして迎え撃つ。
そりゃ点も入らんわ。

常に分厚い守備網に手を焼くのが 
今季のインテルの宿命なのは覚悟してましたけど
モウリーニョの構想が未だに固まらない状況なので
前半はクアレスマやマンシーニを起用して理想を追求し
効果が出ないと後半クルス投入で現実主義に戻る
この二本立て状態が延々続いております。
自らの希望で獲得した2人が結果を出してくれないと
モウリーニョのアイデンとティティーが示せない。
かと言って 負けるワケには行かないからクルスに頼らざるを得ない。
マンチーニの遺産で尻拭いをしているようにも見えちゃうから
かなりのジレンマに陥っているでしょうね。

ポルトやチェルシー時代は ゴールしたり勝ったりすると 
ベンチから飛び出して無邪気に喜ぶ姿が見られたもんですが
イタリアへ来て そんなパフォーマンスは封印中。
つーか 封印せざるを得ない現実に直面中 とも言えます。
ただこのゲームでは つい ちょびっとベンチから飛び出して
喜びかけたんだけどぉ〜   ベンチに逆戻り  
あ いかんいかん   みたいな

崩せなくて崩せなくて ジリジリしてたロス・タイムだったので
やったぁ と思わず素に戻りかけたんだけど 自制したんですよね。
それくらい追い込まれてた。 
マンチーニがサジを投げたアドリアーノを手名付けた功績により
モウリーニョの株は一時大分上がったんだけど その後アドちゃん自滅で 
アッピアノ・ジェンティーレ(インテルの姉崎)に幽閉中  ワラ
いつまでもクルス頼み つーワケにも行かないだろうから
そろそろお呼びがかかるんでしょうね。
なんとかマンチーニ色を払拭しないと
イタリアのメディアがモウリーニョの力量に付ける疑問符は増える一方です。


ところで そのマンチーニ
英語をマスターしようとイングランドに長期滞在中なんですが
もちろんマーク・ヒューズの後釜を狙ってのこと。
しかし シティはスパーズ戦の敗戦を受け
ターゲットをモウリーニョに変更したらしい。
例によって大金を積んだから振り向いてくれる つーこともないですけど 
マンチーニはちょっとイラっと来てるかな 

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