さらば　ハリー・レドナップ

インテル対ジェノア
　　０　　―　　０

ジェノアは素晴らしいサッカーをしました。
攻撃は素早く鋭く確実にゴール・マウスを襲い　セーザルは大忙し。
守備はうまくスペースを埋め　インテルの攻撃を寸断
モウリーニョの選手達もタジタジでした。
同じ昇格組でもカターニアみたいな古臭いサッカーとは大違い。
ユリッチの退場で数的不利にさえならなければ
どっちに転んだか分かりませんでしたね。
さすがにモウリーニョも危機感を募らせ
自分が言ったとおりに出来てない選手が居る
と異例のコメント。
ジェノアを軽く見てたワケではないでしょうが
たとえ直接のライバル・ローマを大差で下せても
中位には　かなりしぶといクラブがひしめいていることを思い知らされた　みたいな


サンダーランド対ニューカッスル
　　　　　２　　 ―　　　１

シセのゴールで先制するも　アメオビのヘッドで追い付かれ
前半を1-1で終えたロイ・キーンのサンダーランドでしたが
7５分　ドリブルで侵入するディウフの踵をバットが引っ掛け
ゴール正面PA直前の位置でFKを獲得。
これをリチャードソンが蹴りました。
先週は両方のポストに嫌われたリチャードソンですけど
このゲームで汚名挽回。
コースを狙わず　左足を思い切り振り抜くと
ボールは壁の左端を唸りを上げて通り過ぎ　ネットに突き刺さります。
ボールに切り裂かれた空気をCGで付け加えたいくらいの勢いでした。
２週分の思いが込められた一発でしたね。
ニューカッスルとのノース・イースト・ダービーでは２８年ぶりの勝利とか。
スパーズがようやく1勝を挙げたようなので
ニューカッスルが最下位へ沈む日も近いかも


さて　そのスパーズ
ラモス更迭でボルトンに勝利。
まぁその前から新監督にオファー出してたのでバレバレでしたけど。
新監督はハリー・レドナップ。

今季開始早々　ハマーズがゴタゴタしてた時
ハマーズOBのレドナップにも声がかかりましたが
レドナップによると　自分は元々スパーズ・ファンだった と驚きの発言。
聞いてねぇよぉw
スパーズの苦境をなんとかしてあげたい　とも。
どーりで　ハマーズには行かなかったがスパーズには行くワケだ。
クラブ側もスパーズから違約金500万ポンドが入るし
契約はさぞかし順調に運んだんでしょうな。

当面はコーチのトニー・アダムスが指揮を取り
後任はグラント?