さぁ 激戦の始まりです
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カジュアル一騎
2008年06月13日 01:49 visibility34
グループA 勝ち組と負け組がそれぞれ対戦
また それぞれに少なからぬ因縁もある対戦なので
激戦は必至と思われました。
つか コレがEUROの醍醐味♪
チェコ対ポルトガル
96年イングランド大会でチェコにやられたポルトガルは
復讐を遂行する絶好の機会です。
当時のチェコはポボルスキーやネドヴェドを擁し 台風の目。
オランダだろうがなんだろうが どこでも来やがれ状態。
ところが あまりに出来すぎた世代がいると 彼らに頼る時期は必然的に永くなり
それは世代交代に悪影響を及ぼすのは自明の理。
96年組のパフォーマンスがピークを過ぎるにつれ
チェコには悲運のイメージがどんどん付きまとってきます。
以前なら先行されても追い付いて逆転が出来たのに
追い付くことさえ叶わず 予選リーグで敗退とかね。
残り時間が少なくなって 必死で走りまくるネドヴェドの姿は痛々しかった。
世代交代中 つか 未だにバロシュやコラーに頼ってるチェコなら
今大会のポルトガルの敵ではないです。
予選では散々醜態を晒して国民の期待を裏切り続け
スコラーリは相手選手をどついて出場停止まで食らったのに
本大会が始まった途端 この見事な勝ちっぷり。
前回2位で終わった悔しさを晴らすため一丸となって
まずは宿敵チェコを粉砕 つーとこですか。
デコの先制点のシーンなんですけど
ツェフが腹這いになってバタバタしてましたよね。
プレミアでだってあんなシーン滅多にお目にかかれません。
世界最高のGKツェフを手玉に取るデコ 恐るべし。
しかし チェコはシオンコのヘッドで同点に追い付きます。
孤軍奮闘のシオンコでしたが それでも31歳
高齢化はチェコのアキレス腱ですかね。
2点目の時は右オープンに現れたデコ
PAに侵入と見せかけてちょい戻りーの DF釣られて下がりーの
スペースできーの 横パス通しーの ロナウド決めーの
トツギーノ
この前に2度ほどPAに無理矢理侵入してたので
チェコは見事に引っかかりましたね。
さらにダメ押しの起点もデコ
素早いリスタートで前線のロナウドへ。
不本意に終わったリーグ戦の鬱憤を この大会で晴らすつもりか。
相変わらず左に右に神出鬼没で相手にとっては脅威です。
試合終了後 ツェフに声を掛けるパウロ・フェレイラ
そして そこに近寄るカルヴァーリョ
チェルシーのチーム・メイト同士の3ショットでしたが
今日は悪かったな でもトルコには勝てよ
とかなんとか言ってたのでしょうか
グッときました。
スイス対トルコ
W.cup ドイツ大会の欧州予選でゴタゴタを起こし 悪者にされたトルコですが
先に挑発したのはスイス・サポ。
勝って見返してやりたいトコなのに
試合当日のスイスの新聞が テリム監督をケバブの肉に見立て
スイス代表のハカン・ヤキンがそれを切るという風刺画を一面に載せたとか。
この一件で更に奮い立つトルコ。
しかし 皮肉にもスイスが先制。
しかも先制ゴールを入れたのは当のハカン トルコ系の移民です。
ポドルスキーが故郷ポーランド相手に2ゴールした以上の複雑さかな。
ほんと ヨーロッパは複雑。
黙っていられないトルコはとことん意地を見せました。
2人流血しましたけどね。
セミフのヘッドで同点に追い付き ロス・タイムにとうとう勝ち越し。
トルコじゃ提灯行列でもしてお祭り騒ぎだろな。
スイスのクーン監督は茫然自失で目も虚ろ。
大会を盛り上げるためには 開催国の健闘が不可欠ですが
盛り上げ方を間違えた地元新聞は反省してるだろか?
トルコのGKボルカンは
「俺からすればスイスがケバブになった。
そして俺たちがそれを食べたんだ」
と上機嫌だったみたいですが
ボルカンといいテリムといい
松平健ぽいよね。
あと バロシュとヌーノ・ゴメスも
風貌といいプレー・スタイルといい点を取れないところといい ゲキ似。
ユニもチェコが赤 ポルトガルが白だったので
エンジのヌーノ・ゴメスを見慣れてるせいか
アレ? どっちだっけ
と寝不足の頭で時々確認しながら見てました。
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