「勝ち運」の数値化にご協力ください

各　位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1月吉日　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「勝ち運」の数値化推進委員会

いつもお世話になります。
　
さっそく本題です。

数値化しにくい監督の指導力やカリスマ性はとりあえず脇に置いておきます。
なぜなら、そんなものいくら「ある」と力説しても、
実際に結果が伴わなければ誰も耳を貸さなくなりますし、
仮にあったとしても、ニューキャッスル対ハマーズ戦のように、
どっちに転ぶか分からない試合がかなりの数あるので、
あてにならないものは放っておくしかないでしょ。

そこでそれらに替わる指標が何か無いものか、と考えた挙句、
シーズン終了後の結果のみを監督が持ってる勝ち運の数として換算したらどうか、
と、仮説を立てました。

勝ち運、
それは見えざる者の手により監督と名の付く人々にテキトーに振り分けられたもの。
あるシーズンはドッサリだったり、
あるシーズンはサッパリだったり、
良い結果にアグラをかいてると、翌年はホゾを噛むよな思いをしたりするので、
「日頃の努力が大事」と自分を律する人や、
神社仏閣に頼ったりする人も多々見受けられますが、
先ほど述べたように、それはあくまで「テキトーに」振り分けられてますから、
結果が伴わないからと言って神様に八つ当たりするのは見当違いです。
大したことしてないのに、やる事なす事すべてうまく行ってると、
周りの評価が高まり、指導力がある、カリスマ性がある、
とか持ち上げられちゃうので、↑これら↑を指標にはしたくない理由がここにあります。


この仮説を導入すると、連覇がたまにしか成し得ないことの証明にもなります。
なにしろ１年ごとにテキトーに振り分けられてますから、
たまたま２年続けていっぱい貰っちゃったりすることもありますが、
３年も４年も続くことは滅多にないです。
ただ、ウラ技があるようで、
「優勝しなくても６位くらいで止めとこ」と思えば、
その時点で使わずに余った勝ち運は、翌シーズンに繰り越されるらしいです。
こうして長期政権を維持する人もいれば、
使い方が分からず降格昇格の荒波に揉まれる人もいたりして大変です。


で、どーやって数えるんだよ

ただいま研究の緒についたばかりなので、
とりあえず本日はお願いだけ、つーことで