流経のオシム 健在

山梨学院大附-流通経済大柏
       1 - 2

左足小指骨折でエース吉田を温存せざるを得ない流経大は
とりあえず前半だけでも0-0で行ってくれれば 
てのが当初のゲーム・プランだったようですが
相手のFWカベミランの実力を甘く見積もってましたw

しかしなんだろね この名前。
コメンタリーが カベミラン カベミラン と連呼するから
てっきりジンガイの子かと思ってました。
大学駅伝の山梨学院て留学生のイメージが強いし
顔を見るとインドシナ半島系みたいだし。
けどカベミランて 親がミランのファンだったから 
付けた名前が 加部美蘭 つーことでした。

まぁ ミランのファンでよかったのかもしんない。
カベナンシーじゃ女の子みたいだし
カベマラガじゃ下ネタだし
カベゼニトとか カベギマランエスとか カベオリャネンセとかもイヤだろねw
あ カベケルン だけど あいたたた カベカターニア 
( コラコラ 人の名前で遊ぶな!!
 

それはさておき なんの話だっけ?
あ カベミランね。

去年の選手権にも出てたらしいんですが
故障明けで出場は短時間だったみたい。
けど なかなかいい選手です。
この大会もプロ内定者が続出してますが
まだお声がかかってないようなので いいアピールが出来たでしょう。
スピードもキープ力も決定力もあるし
なによりボックス内で落ち着いてるのがいい。
シュートまでの自分の型を確立してるからでしょうね。

カベミランに一発食らってゲーム・プラン崩壊の流経は
相手DFのクリアが宮本の顔面を直撃してそのままゴール 
つーラッキーにも恵まれましたが
同点に追い付いたとこで温存してた吉田をすぐさま投入。
流経のオシム 本田監督のこの決断の早さは見事でした。
勝負師やなぁ~ あのおっさん。
本家オシムでもあの時間では動かないでしょ。
吉田を入れるのは後半アタマから とかね。
ここを勝ち抜いても
ケガを悪化させて国立で使いたい時に使えなくなる怖れがあるし。

フクアリでの初戦 明徳義塾との対戦では
相手に時間もスペースも与えない
持ち前のおとなサッカーを披露して相手を一蹴したものの
関東勢同士の対決となった前橋育英には思わぬ苦戦を強いられました。
やっぱ連戦の疲労でプレスがかからなくなるとコワイ。
プレミアの中1日もキツイけど 選手権は連チャンだし
ましてや相手は前年度の覇者 
エースを温存しても通用するほど甘くなかったんですが
吉田が入ると前線にタメが出来るので
一気に主導権を奪い返し
後半も一方的に攻め立てて逆転ゴールに結び付けました。
やってる選手たちはどちらも先が見えなくて必死なんだけど
振り返ってみると
あらかじめ決められた結末へ進んで行く物語のようで
そんなことを感じさせる流経って
やっぱちょっと高校生離れしてるとこがあります。 

つーか 名古屋入団内定の吉田も すでに風格がありますね。
高校生だとちょこまかフェイントを入れたがるとこなんですが
DFと対峙しても平気で足元にボールを曝してますからね。
ツラ構えもいいし マリノスのJYから来たらしいけど
へっぽこコーチは大魚を見逃しちゃったかな みたいなw 


これで事実上の決勝戦は終わったんですが
準決勝の相手 久御山は
試合前の緊張をほぐすために ミョーな儀式をしたりする変わったチーム。
それに惑わされなければ大した相手ではないでしょう。
で 決勝の相手は滝川第二かな。
破壊力のある攻撃が売り物だけど
おとなサッカーで封じてチャンチャン みたいなw

 
 

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