「ジェフは見捨てられたのか」
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カジュアル一騎
2006年07月04日 02:47 visibility41
nike3さんの素朴なギモンに対する考察
見捨てられたのではなく、
ジイちゃんの「勝負師」としての本性が現れたんだと思います。
初めからビッグクラブになど興味が無いのは周知の事実。
(2005.11.7の祖母井GMに関する旧エントリーから)
ベングロシュの後任のリストにオシムの名前は無かった。
そこに突然、
「オシムが千葉に興味を持っている」
という同じ内容のファックスが別ルートで2通届き、急遽交渉開始。
1ヶ月間毎日電話し続けたが返事は得られず。
最後の手段で直談判。
欧州の有名クラブからのオファーもあったが
「直接会いに来たのは、おまえだけだ。日本に行くよ。」
まだオシム本が具体化される前の話ですが、
ジェフに興味を持ったのはジイちゃんの方が先だったんですね。
年齢的なこともあり、監督人生最後の地を日本に決めた。
地味なクラブにサッカーの喜びと奥深さを伝えたかったんでしょうね。
東京オリンピックがらみのエピソードはご存知の通り。
ジェフのチームとしてのパフォーマンス向上と共に、
その人柄、コメントのクオリティの高さはメディアの注目を集め始め、
他チームの監督、選手、サポからさえも羨望の的。
仮に、心底惚れて、あるいは、行きがかり上やってる他サポの皆さんに、
「2番目に好きなチームは?」つーアンケートを取ったら、
ダントツ1位、ジェフですよ。 (自信満々)
もちろん、それは厳しい練習で鍛え上げられた選手の努力無しには
語ることはできません。
しかし、鍛え上げられたのはスキル、フィジカルだけではありません。
いずれは訪れるジイちゃんとの別れの日。
その日が来ても、
言い換えれば、次に誰が監督になろうとも魂は受け継がれる、
いーや、受け継がねばならぬ、みたいな、、、
どんなことがあってもゆるがない理念を持ったチームになっていた。
知らず知らずのうちに、、、
時を同じくして、
代表監督がシロート・ジーコの時代。
「あ〜あ、、、ダメだこりゃ」
と言ったとか言わなかったとか、決しておくびにも出しませんけどね。
きっと歯がゆい思いでいたことでしょう。
俺にやらせろ、みたいなハシタナイことは絶対言いませんから。
でも人徳、つーんですか、話は周りまわって多少の行き違いはありつつも、
結局こーなっちゃう。
カピタンの猿芝居があったとき、オシムの申し子阿部でさえ、
「監督はこうゆうこと一番嫌うから、心配です」
と、コメ残してました。
阿部ちゃん、灯台もと暗し
一見、そゆことに神経質そうでいて、実はこまいコトはどーでもいい。
勝負師の血が騒ぐんだ、日本代表を強くするスベはあるんだ、
わしはやる、やらねばならぬ。
阿部ちゃんの想像するオシムだったら全部断ってます。
田嶋が来たって家には入れない。
勘違いしたアンポンタンサポが訪ねて来たって「シッ、シッ!!」
川淵の策略だろうがなんだろうが、乗ったフリしていつの間にか
ジイちゃんペース。
坂本あたりは頼もしいコト言ってるじゃないですか。
それでこそ隊長。
社長やGMはサポの方の心情に配慮して大人の対応を見せる。
たとえ既定路線と言えども。
最後は熱烈オシム信者の方が憤りをどこにぶつけるかですが、
それは時間が解決してくれるでしょう。
アマル新体制が結果を示せればね、つーことで。。。。
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- 事務局に通報しました。
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