トゥーロンの説教大魔王

おじいさんは山へ芝刈りに
おばあさんは川へ洗濯に
そしてフランスのレギュラー組もスウェーデンの4カ国対抗へ。
つーことで トゥーロンに来たのは2軍。

しかし初戦のチリ戦を落としたため 相当ネジを巻かれてきたみたいです。
立ち上がりから大攻勢をかけてきます。
プレーのほとんどが日本陣内で行われ
ロング・ボールはカットされ パスを繋ぐことも出来ず 
フランスのPAに近付くことは許されないかのようです。
さすがベンゼマやナスリのお友達 つーカンジ。
オランダの2軍とは大違い。
気の利いたパスで簡単にウラへ抜け出しゴールを目指す みたいな。

こっちも中1日なので 西川・伊野波以外全員入れ替えて2軍?
いつまで持ちこたえられるか不安が募ります。
しかしフランスはフィニッシュが雑。これに救われます。
そしてフランスの攻勢が一段落した17分
岡崎がPA右側から深くえぐってマイナスのクロス
ファーからフリーの梅崎がヘッドで合わせて日本先制。
梅崎の外には森本もフリーで構えてました。
フランスは守備に難があるんですね チリ戦で5失点もしてますから。

ここからフランスの梅崎・岡崎潰しが露骨になります。
倒れたところに蹴りを入れられ 思わず報復の蹴り返しをした梅崎は
イエローを頂戴。
南仏のリゾート地で陵辱されたとしても 報復行為は厳禁です。
やったもん勝ち。
その後も苦悶の表情でのた打ち回る梅崎
耐えるしかありませんでした。
岡崎はタックルに行って逆に押し潰され 担架で退場
エスクデロと交代を余儀なくされます。

しかし これがあとで効いて来るから サッカーは面白い。
60分 左サイドの梅崎がスペースへ出したパスに
上田が走り込み ゴール・ライン際から折り返すと
ニアでエスクデロが合わせ これはGK弾きますが
右から詰めた森本がゴッツァン・ゴール。
中学生の頃の東京都代表コンビがフランスで初仕事 みたいな

フランスはここで負けたら予選リーグ敗退です。
屈辱の2ゴールに対する答えは 更なる攻勢しかありません。
いても立ってもいられないフランスの監督ガリスは 檄を飛ばす飛ばす。
71分 ようやく反撃が実を結びます。決めたのは小柄なクェルシアです。
セット・プレーからのクリアを絶妙なトラップでボレー・シュート。
ここまで度々スーパー・セーヴを見せてきた西川も さすがに及ばず。
しかしこの数分後 クェルシア大失敗。
同点に追い付くチャンスだったのにね。
もっとがんばりましょう。



こりゃあ試合後はガリスが説教大魔王と化して怒鳴り散らすんだろな。
4連覇中のホスト国がこの有様だもんね。

日本は引きこもって守り抜くのか と思ったら結構ラインを高目にやれてました。
簡単に突破されて相当危ないシーンもあったけど 西川様々。
リーグ戦で好調なだけに 頼りになります。
なにより 溌剌としてるのがいい。
コーチングの声もデカイし 守備範囲は広いし 簡単に飛び込まないし。
川口や楢崎が古臭く見えます。

序盤はどうなることかと思ったけど よく耐えました。
オランダ戦のメンツよりサブの方が結果を出したとあっては
レギュラー組もオチオチしてらんないんじゃね?
しかし次はビエルサ率いるチリですよ。
同組最強。
予選突破を果たしてモチヴェーションが下がった 
とか言い訳しないようにね


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