平穏に開幕

今季開幕戦、ジェノアのスタジアムにミランティフォージは入れず。

ジーダ
オッド、ネスタ、カラーゼ、ヤンクロフスキー
ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ
セードルフ、カカ
ジラルディーノ

立ち上がりから、高い位置からプレスをかけるジェノア。
ヤンクロフスキーのサイドから何度も崩される。が、シュート、クロスの精度が低く
得点には結びつかない。

21分、FKからアンブロジーニのヘッドで先制。
直前のCKでジラルディーノがフリーのヘディングを外していたが、アンブロはしっかり決めた。

23分、相手CKからのカウンターでカカが抜け出す。ラストパスをガットゥーゾに流すが、オフサイド。

34分、ピルロからの素晴らしいロングボールを走りこんだオッドが頭で折り返し、ジラが左足であわせる。が、うまくヒットせず、決定機を活かせず。

43分、右サイドをドリブルでえぐったオッドのセンタリングに、セードルフがニアでつぶれ、こぼれ球がカカのもとへ。左足でGKの股間を通すシュートを決め、2−0。

45分、カカのスルーパスに、フリーで抜け出したジラルディーノ。GKをかわそうとしてひっかかり、PK獲得。アウェーでこの判定はかなり妖しい。
PKキッカーはカカ。GKに方向を読まれるも、球足が早くサイドネットに突き刺さる。3−0。

後半は大量リードのため、やや雑な展開が増える。サイドチェンジのミスが何度も見られ、攻撃から守備への切替が遅くなる。

73分、ガットゥーゾアウトでブロッキ。
82分、アンブロジーニアウトでグルキュフ。
87分、ヤンクロフスキーアウトでファバッリ。

3−0で試合終了。
幾度と無く決定機を逃したジラルディーノ。ベンチで不満顔を抜かれるピッポ。ロナウド復帰の9月後半以降のロッカールームを平穏に保つためにも、ジラの得点が欲しかった。

試合勘が戻りきらないのか、ジーダのクロスボールの対応に冷や冷や。飛び出して触れなかったり、キャッチできなかったり。今季も負けがこむとGK批判が出てきそう。

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