最下位相手に勝ち点を落とす
-
masterplan
2009年02月08日 06:36 visibility82
ピルロが出場停止。ガッリアーニはロナウジーニョとセードルフの同時起用は可能であるし、それに対応した戦術も考えられているとコメント。しかしこの試合ではセードルフがベンチに。
本人がミランに残りたいという意思を表明したため、ベッカムはUEFAカップの登録メンバーに入った。
ガットゥーゾは私服でベンチにすわる。
アッビアーティ
ザンブロッタ、ボネーラ、マルディーニ、ヤンクロフスキー
ベッカム、フラミニ、アンブロジーニ
カカ、ロナウジーニョ
パト
雨のサンシーロ。滑りやすく、グラウンド状況はあまりよくない模様。カカは途中でスパイクを交換。
引いて守るレッジーナに有効なスペースを見つけられず、ペナルティエリア付近からの崩しがうまくいかない。逆にマルディーニがオーバーラップした裏を狙われカウンターをくらうシーンも。
32分、カウンターから左サイドを崩され、最後はコッラーディの落しをディジェンナーロに決められてレッジーナが先制。
40分、ロナウジーニョが左サイドから中央にドリブルで持ち込み、右足シュート。枠を外れるが、上体を振って相手を翻弄したドリブルからの流れに、大きな歓声があがる。
44分、ペナルティエリア内で、アンブロジーニが胸トラップしたところを後ろから引っ張られて倒れるが、笛は鳴らず。サンシーロでホームチーム一点ビハインドの場面でこの判定は厳しい。
ボールを支配してほとんどの時間を相手陣内で費やすが、最後の崩しがうまくいかず、得点が奪えない。パト、カカがドリブル突破するスペースを見つけられず、持ち味を十分に出せていない。再三見せるベッカムのクロスも、中央であわせる動きに欠け、ことごとくDFに弾き返される。
久々にスタメンのロナウジーニョ。ボールを持ったときの技術はさすがだが、守りの場面でのサボりが目に付き、印象が悪い。疲れてくると左サイドに張って試合の流れをスローダウンさせていた。切り返しの技術が優れているのはわかるが、縦への突破を期待したい。
55分、アンブロジーニアウトでセードルフ。
59分、ロナウジーニョが入れたボールをパトがポストプレイ。落としをカカがワントラップして右足シュート。ポストに当たって跳ね返ったボールにセードルフと相手DFが詰める。競り合いながらセードルフがねじ込み、ネットを揺らす。が、交錯した際にセードルフの左手にボールが当たったとしてゴールが取り消される。
64分、ロナウジーニョアウトでインザーギ。
65分、ペナルティエリア左からパトがドリブル突破。2人かわしたところでスライディングに引っかかり、PK獲得。カカが右隅に決めて同点。
72分、ベッカムの右からのクロスにニアでインザーギがアタマであわせる。枠を外れるが、ゴールを予感させる流れ。
75分、左足を引きずりながら、カカが自ら歩いてピッチの外に出る。
77分、カカアウトでアントニーニ。ヤンクロフスキーが中盤に。
ゴール前をボールが横切る度に、インザーギがあわせる姿勢を見せるが、なかなかあわない。
残り5分で、ベッカム、ザンブロッタが左サイドに。アントニーニは右へサイドチェンジ。
繰り返しクロスを放り込むが、最後まで勝ち越し点を奪えず、最下位相手にホームで勝ち点を落とす失態。試合終了のホイッスルと同時にブーイング。
先日サンシーロでブーイングを受けたセードルフは今日も調子がよくないのか、ミスを連発。
ミラノダービーに間に合うか、負傷交代したカカの容態が気になるところ。
- favorite2 visibility82
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件