カカのトリプレッタで快勝

センターバック二枚が出場停止明けで復帰。マルディーニが負傷でおそらく今季終了の模様。アンブロジーニも出場停止で不在のため、ガットゥーゾがキャプテンマーク。

カラッチ
カフー、ネスタ、カラーゼ、ファバッリ
ガットゥーゾ、ピルロ、ブロッキ
カカ、セードルフ
インザーギ

７分、カカが右サイド深くに走りこんでボールを受け、中へ切れ込む。エリア内でモデストに後ろから足を出されて倒れ、ＰＫ獲得。セリエＡならではの判定。
カカが左隅にＰＫをきっちり決め、ミラン先制。

序盤から畳み掛けるようにレッジーナゴールを脅かすミラン。カカが前を向いてボールを持つシーンが多くみられ、カフーも高い位置。

３２分、左ＣＫ。ショートコーナーからセードルフが中へドリブル突破を図る。股抜きですり抜けたところを、うまく相手の足に引っかかり、ＰＫ獲得。
カカが今度は右サイドへ決め、２−０。

３８分、右ＣＫのこぼれ球を、エリアすぐ外から豪快に蹴りこまれ、２−１。

６７分、右サイドからのクロスのこぼれ球。一番奥で待っていたカカが、うまくコントロールし、右足シュートが逆サイドのサイドネットへ。カカ、トリプレッタ。

６８分、セードルフアウトでパト。

７１分、右からのクロスにブリエンツァのアタマ。カラーゼの手に当たって威力が弱まり、カラッチがキャッチ。明らかにハンドだったが、審判は笛を吹かず。

７２分、右サイドからの崩し。ピルロのパスに走りこんだパトがスピードに乗ったままシュート。ポストに当たり跳ね返ったボールに、インザーギが詰めてねじ込み、４−１。

７６分、カフーアウトでシミッチ。

７８分、ガットゥーゾアウトでグルキュフ。

８８分、右サイド、グルキュフからのクロスにパトがアタマであわせ、５−１。

来季のＣＬに向けて、ミラノダービーを含め残り５試合、全勝すると言っていたアンチェロッティ。今日のような攻撃的な振る舞いが出来れば、それも可能かもしれない。

先週の総選挙で勝利し、再び首相となりそうなベルルスコーニ会長。ここ数シーズン補強費を抑えてきたが、来季に向けては大型補強があるという話だが、どうなることやら。