プリマベーラのパロスキ、ミランを救う

パトは足首捻挫。カカは左膝を回復させるためお休み。ジラルディーノは出場停止。
オッドやカラーゼ等ミッドウィークに代表戦を戦ったメンバーをできるだけ休ませたい方針。
病みあがりのインザーギとロナウドしか前線にいない状況。ベンチにはプリマベーラのパロスキ。
ジーダは回復しているものの、調子が良いという理由でカラッチがスタメン。

カラッチ
カフー、ネスタ、マルディーニ、ヤンクロフスキー
ブロッキ、アンブロジーニ、ピルロ、セルジーニョ
インザーギ、ロナウド

ミランのユニフォームの右胸にはクラブワールドカップチャンピオンのパッチが。

6分、カウンターのロングボール一本。インザーギがオフサイドラインギリギリで飛び出し、GKと一対一。バウンドしたボールを落ち着かせながらの左足シュートはGK正面。

12分、FKにロカテッリがあわせネットが揺れるが、オフサイドの判定。

24分、右サイドの崩しからのこぼれ。セルジーニョが拾い、左足に持ち替えてインザーギへ。DFを背負いながら受け、うまく反転してシュート。枠の外。

前半は左サイドでセルジーニョとヤンクロフスキーが再三にわたり良い崩しを見せる。一方右サイドはカフーが元気にオーバーラップを繰り返す。ピルロと絡んで良い突破をみせており、ピルロもカフーの方がやりやすそうな印象。

インザーギが裏を狙う動き、ポストプレーと、明らかに調整不足のロナウドの分も二倍の運動量。

後半アタマからネスタ、ロナウドがアウト、ボネーラ、セードルフがイン。

50分、ロカテッリのおとしからフリック。ポストを叩く。

54分、ボネーラが裏を取られ、マッカローネが抜け出す。シュートはGK正面。ボネーラは後ろからスライディングしていたが、PKは無し。

62分、セルジーニョアウトでパロスキ。

62分、パロスキがファーストタッチでゴール。セードルフのスルーパスに反応して抜け出し、右足で豪快に蹴りこんだ。

81分、CKからのカウンター。ピルロのロングボールにインザーギが抜け出す。浮き球をセードルフに落とす場面で、ブロックに入ったベルガッソーラの腕に当たり、ハンドの判定。一発レッド。

88分、フリックのアタマ。カラッチがスーパーセーブ。前節に続いて終了間際のピンチを防ぐ。

1−0で試合終了。

後半、ネスタが下がってからはラインを高く保てず、中盤が間延びし、シエナに多くのチャンスを与えた。ボネーラの盆ミスが目立った。

18歳のパロスキは、先日のコッパイタリアに続いてのゴール。ポストに入ってボールを受ける場面が多くみられたが、パトとは違い、前を向いて勝負できるタイプではない模様。

左サイドの二人、ヤンクロフスキーとセルジーニョが元気なところを見せていた。マルディーニが左サイドに回るより、彼らのほうが攻撃面で大きな魅力があるだろう。

アーセナル戦までに、けが人の早期回復を望む。

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