またもベッカム活躍

ドーピングチェックに遅刻したという理由で２人の選手が１年間の出場停止を言い渡された事に対し、選手会が抗議するため１５分遅れで試合開始。

アッビアーティ
ザンブロッタ、センデロス、ボネーラ、ヤンクロフスキー
ベッカム、ピルロ、アンブロジーニ
カカ、セードルフ
パト

ラツィオの寄せが早い。ミランはなかなかチャンスをつくれず。

６分、カカが左サイド奥からドリブルで持ち込み、ヤンクロフスキーに戻す。スピードに乗ってトラップして持ち込み、左足シュート。ＧＫの好セーブにあいゴールならず。

３６分、ボネーラが浮いたボールの処理を誤り、パンデフに奪われる。オフサイドギリギリで抜け出したサラテがＧＫと一対一。アッビアーティがうまく防ぐ。

４１分、カウンター。中盤で奪ったボールをカカがワントラップで反転し、サイドのベッカムの裏へ。ダイレクトでグラウンダーのクロス。中央でフリーのパトが右足で蹴り込み、ミラン先制。パトは難しいボールをうまく枠におさめた。

４５分、左ショートコーナーからベッカムのクロス。パトがアタマであわせネットを揺らすが、オフサイド。

４７分、右ＦＫベッカム。アンブロジーニがうまく回り込み、ファーでフリーになってアタマであわせる。０−２。マークについていたシビーリャを味方にぶつけてまき、いいところに走りこんだ。

６７分、セードルフのスルーパス。オフサイドトラップをかいくぐってパトが抜け出す。ドリブルが大きくなってしまいＧＫに防がれる。

７２分、ベッカムからカカの裏へ。ＧＫと一対一。サイドキックで右サイドを狙うが、ポストを叩く。

８２分、左サイドでセードルフとのパス交換で抜け出したカカが、ペナルティエリア内に持ち込み、右足インサイドで流し込み、０−３。

８４分、カカアウトでシェフチェンコ。ザンブロッタアウトでダルミアン。ようやく若手に経験を積ませる余裕が出来た。

前半はラツィオのプレスに苦しみ、ほとんどチャンスを作れなかったが、プレスが緩んだ後半はやりたい放題。点を取るために前がかりになったラツィオの裏を狙って何度も決定機を作った。

一点目のショートカウンター、ダイレクトプレーからのパトのゴールが素晴らしかった。