結局トニ不発

ピルロ、ガットゥーゾの出場停止で中盤構成に注目が集まる。

ブッフォン
ザンブロッタ、パヌッチ、キエッリーニ、グロッソ
アクイラーニ、デロッシ、アンブロジーニ
ペロッタ
カッサーノ、トニ

結局ローマ組で中盤を構成。

戦前の予想通り、スペインがボールキープで上回り、ペナルティエリア付近までゆっくりとつないでいる。エリア付近からドリブルで仕掛ける作戦か。

対してイタリアは一本縦に入れてトニに当てる。カッサーノにボールがよく納まり、基点となる。

35分、左サイドカッサーノの突破からクロス。中央でトニがアタマであわせる。マルチェナにボールが当たり、防がれる。

かなりイタリアよりの笛。ドリブル突破を仕掛けることが多いスペインに対し、イタリアがファールで止めているように見えるシーンでも、笛がならない。また94W杯のタソッティの肘打ちの件が持ち出されそうな判定。

前半、スペインはボールキープするものの、エリア内へは進入できず、エリア外からシュートを放つに留まる。ただ、そのうちドリブル突破が実ると思わせる内容。

イタリアは左サイドからの展開が多い。カッサーノが左に張ってボールを受け、アンブロジーニ、グロッソがオーバーラップすることが度々。

57分、ペロッタアウトでカモラネージ。

60分、左サイドカッサーノから中央に戻し、デロッシのロングシュート。こぼれをカモラネージがトニへ。カシージャスが飛び出しトニのコースを防ぎ、またボールがこぼれ、カモラネージがシュート。カシージャスがスーパーセーブ。

73分、カッサーノアウトでディナターレ。

80分、セナの強烈なロングシュート。ブッフォンがファンブル。危うくポストに助けられる。

83分、ディナターレが右サイド深くからクロス。ファーでグロッソがフリーで走りこむ。が、中央でトニが戻りながら難しい姿勢でシュートをチャレンジしてしまい、チャンスを逃す。

0−0で延長へ。

107分、アクイラーニアウトでデルピエロ。

120分で決着つかず、PK戦へ。

スペインが先
ビジャ成功
グロッソ成功
カソルラ成功
デロッシ失敗 CLでも外した記憶が
セナ成功
カモラネージ成功
グイサ失敗
ディナターレ失敗 延長で時間稼ぎの怪我をしたとしてブーイングを受け続けていた
セスク成功

スペインの勝利

スペインの攻撃に耐え続けていたイタリア。今日はトニが抑えられてしまい、頻繁にアーリークロスを放り込むも、実らなかった。

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