
2008年4月13日 西武vsソフトバンク
-
-
pennyarcade
2008年04月13日 17:06 visibility32
西武4−5×ソフトバンク
http://www.seibulions.jp/game/scoreboard/record/2008041301.html
杉内,小椋,○久米(3勝0敗1セーブ)
キニー,星野,●大沼 (1勝1敗1セーブ)
【本塁打】
ソフトバンク 5回 多村3号ソロ
仲澤選手の人生初めてのサヨナラ打で決着がつきました。
大沼投手は,頑張っていました。まあ,よく投げましたから,責められません。
3イニング目というのは,長過ぎるでしょう。
小野寺投手や岩崎投手に信頼を置ければ,すぱっと交代させられた筈ですので…。
それよりも,問題にしたいのは,6回裏。
先頭の柴原選手に二塁打を打たれた後,
松田選手に対しては,初球から「バントしてください」と言わんばかりの甘い球,
田上選手に対しては,「犠牲フライを打ってください」と言わんばかりの高めの球,
と,バッテリーが何の策もないまま,勝ち越し点を許しました。
(その直後に同点にしましたが,非常に無駄な失点だったことに変わりはありません)
この日のキニー投手に,細かいコントロールを期待できないとしても,
なぜ,初球から,何の警戒もしていないのか。意図が分かりません。
松田選手の構えからは,バスターの可能性だってあったのでは?
バントしてくれたからよいですが,タイムリーにされていてもおかしくないボールでした。
細川捕手は,ここ数年で大きく成長してくれた選手の一人ですが,
伊東前監督の下,捕手講座・基礎編を修了したものの,
応用編を受けられないまま,足踏みをしているように感じます。
中日にFA移籍した和田一浩選手が,捕手から外野手に転向することになったのは,
打撃力が買われたことのほかに,
「性格が素直すぎて,捕手には向かない」という事情があったと聞きますが,
細川捕手も,もう少し,狡さを覚えてもよいのではないでしょうか。
…もっとも,細川捕手が,私生活でも素直な性格かどうかは,知る由もありませんが…
ついでながら,9回表の片岡選手の初球打ちによる凡退も,疑問でした。
9番の松坂健太選手に二塁打を打たれて,動揺していた筈の久米投手を助けた,
この試合の陰の殊勲打といえるでしょう。
初球打ちを,「積極策」としてやたらと奨励していたのは,東尾元監督ですが,
初球打ちが投手にダメージを与えるか否かは,時と場合によりけりです。
当時,佐々木誠外野手は,初球からフルスイングをしてくることでよく知られていました。
そんな打者が,初球から打ち頃の球を放ってもらえるわけがありません。
まともなバッテリーは,当然のように,ストライクからボールになるフォークを放って,
面白いように空振りをとっていましたね。
ちなみに,佐々木選手は,腰痛を抱えていましたが,
その原因の多くは,この大空振りにあったのではないか,と私は思っています。
もちろん,この初球フルスイングこそが,
佐々木選手の「持ち味」の一つであったことは,重々理解しているつもりですが…
さて,片岡選手もまた,「積極的に初球を打ちにくる選手」として,
どこのチームのバッテリーも,初球の入り方を警戒している筈です。
一打逆転のあの場面で,素直にヒットにできるような球がくる訳がありません。
片岡選手に限りませんが,守備・走塁も含め,
もうひとつ,プレーが幼いな,と感じられる場面が目立ちます。
もう少し賢くなっても,よいのではないでしょうか。
もちろん,今のライオンズの選手達は,改善できるだけの力を持っていますし,
改善できれば,もっとレベルの高い選手になれる,と信じています。
- favorite5 visibility32
-
navigate_before 前の記事
2008年10月22日 ○埼玉西武9−0●北海道日本ハム おつかれさん!おめでとう!ありがとう!
2008年10月22日 -
次の記事 navigate_next
2008年4月5日 西武vs楽天
2008年4月5日
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件