第107球 久しぶりの運動会出場(その1)

今日は、土曜日なので、いつもならば午前中に恒例のなかじーさんとの自主トレなのだが、
都合により、午後2時半からに変更してもらった。
その都合というのは、今から約2週間前にさかのぼる。
 
我々の所属するシニアチーム(40歳以上)は、1年中(真冬でも)、
毎週日曜日に藤沢市内の小学校のグランドを借りて野球練習を行っているのだが、
10月13日(すなわち今日だが・・・)に、その小学校で地域の運動会が開催されるとのこと。
そして、普段グランドを使用している我が野球チームからも、用具係として4名程
人を出して欲しいという要請があった。
どうしても、あと1名の参加者が不足しているということで、殆ど反射的に手を挙げてしまった。
(シニアチームの中では新参者の私が協力すべきかなと一瞬思ってしまって・・・)
決して日記のネタのためでは無い。(結果としてそうなっていたとしても・・・)
 
で、今日は5時半に起床し、PCを立ち上げ、おもむろにSNSにログイン。(なんでやねん!)
6時半に小学校に向かい、7時に到着。
体育館や倉庫からテントを出したり、競技に必要な用具や競技の賞品を運んだり。
こういう地域の運動会ってやつは、これまで、あまり積極的に参加したことが無かったのだが、
結構、裏方仕事って大変だなあと実感した。
 
そして、聞くところによると、競技に参加した人全員に参加賞が与えられ、
1着から3着に入った人には、もっとグレートな賞品が与えられるという。
賞品総額は40万円くらいだという。
(ふむふむ、そいつぁ〜すごいや)
 
用具係として、競技の合間に次の競技の準備をしたりして結構忙しかったのだが、
「賞品いいので、競技にも出ませんか?」と奨められた。
プログラムを眺めると、100M徒競走が最初の方にある。(しかも年代別)
 
実は、私は、早朝野球やシニアの野球チーム内では足が速い方と言われている。
(同年齢の人に比べると、周りが落ちてきた分、相対的に速くなっているだけと思っている)
 
テニスをしている時も、結構ありえない位置からボールを拾いまくり、走り回るプレースタイルで
あるため、やはり足が速いと思われている。
しかし、バックサイドに来たボールに対してラケットを左手に持ち替えて打ったり、
最初の踏み出しの一歩目が速いだけで、私自身は足は速くないと思っている。
そして、それを裏付けるかのように、学生時代はたった1度もクラス対抗リレーの代表に
選ばれたことは無い。
 
でも、年代別の100M徒競走ならば、3位くらいには入れるかも知れない。
(ぐふふ、賞品、賞品。あっ、よだれが)
早速エントリーして参加者の列に並んでみた。
周りを見渡すと、どうみても20代、30代の健脚自慢の若手お父さんが多い気がする。
しかもスポーツウェアを着て、かっちょいいシューズを履いている。サッカーとかやってそうやなあ。
(でも年代別だから・・・気にしないのさ。フフフ)
 
そして10名ずつの列を作らされた。(あれっ?年代別はどないなっとんねん!)
どうやら、高年齢層の出馬が少なかったため、年代別というのは企画倒れに終わったらしい。
(そ、そんな)
10名で並んで、トラックに整列した。しかも私は大外枠。(それも不利やん!)
 
「よーい、パン!」
一斉にスタートし、なぜかいいスタートが切れた私は、最初のカーブで2番手に付けた。
インコースの位置取りを活用し、外側から抜かせず、最後の直線に差し掛かるまで
ずっと2位の位置をキープ。
 
「おっ、若手に混じって、私って善戦しとるやん!」
 
一瞬、甘美な想いが頭によぎった。(そう、一瞬だけ!)
 
そして最後の直線でバタバタと3人くらいに抜かれ、結局10人中5着だった。
(多分、一緒に走った10人の中では最年長では?)
 
参加賞のアイスコーヒー(1リットル)をもらい、用具係の席に戻る途中で
軽い酸欠で気分が悪くなった。
こんなに一生懸命に100M徒競走で走ったのは何年振りだろうなあ?(20年以上振り?)
とても疲れたが、若者に混じって5位という成績には、少し満足した。
 
そして、その約1時間後に、性懲りも無く、800M徒競走に出場した。
(つづく)

って、やっぱネタのため?(クリリン師匠、こんな感じで、続ければ、いいっすか?)
 

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