星野真澄の変化球
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舎人
2010年06月07日 01:50 visibility487
昨日の試合、好投した深田の後を受けて星野が登板しました。
星野は先日まで一軍に帯同していた訳ですが、5月23日のオリックス戦で、
2回を3奪三振被安打なし無失点の好投をしたにもかかわらず、
次の26日のソフトバンク戦、炎上したゴンザレスに代わって登板した際、
松中に致命的な2点タイムリーを打たれてしまいました。
左対左を期待してのことだったのですが、
松中に初球の高めストレートを打たれてしまいました。
これは甘い球と言えば甘い球でしたが、
自己最速をさらに1キロ更新する148キロ、球威抜群のストレートです。
代わりっぱなを打った松中が凄いと言えるものだったと思います。
後続はしっかり打ち取りましたが、この登板をもって登録抹消
ファームで再調整を命ぜられた星野は5月29日、
以前から構想にあった先発テストをされます。
これはわずか中2日だったことや、円谷や大田などのまずい守備があり、
三回を投げて被安打5、失点3(自責点2)と結果を残せませんでした。
そして再度リリーフとしての登板が昨日の試合だったのです。
昨日の星野の投球は2回を投げて、
被安打1、奪三振1、無四球、無失点の素晴らしいものでした。
星野というと球威のあるストレートが武器だと真っ先に挙げられますが、
昨日はバックネット裏でよく観察したところ、
スライダーやカットボールなどの変化球もなかなかのものであることが分かりました。
と言うか、この投手は確かに最近球威が騒がれますが、
持ち球や配球を見る限り、本来は変化球投手で
打たせて取ることが信条だったのでしょう。
三振を奪うことよりもゴロで打ち取るスタイルが合っている気がします。
昨日の投球で面白かったのが、右バッターの外角の攻め方です。
ボールゾーンからストライクゾーンになるスライダーや、
微妙に変化するカットボールorツーシームで打者を翻弄していました。
このように左投手とは言っても右バッターの方が得意そうです。
しかし、持ち球的には左バッターでも問題ないはずなので、
もう少し変化球の精度が上がってくれば、
左バッターへの苦手意識も払拭されることと思います。
星野真澄 2010年6月5日
http://www.youtube.com/watch?v=GAY2mnhmNw4
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大田の打撃は少し良くなってきているのではないか!?
2010年7月20日 -
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本当のところ大田の打撃はどうなっているのだろう?
2010年7月12日
- 事務局に通報しました。
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