アンチ巨人快楽読本

  • 舎人
    2010年07月01日 01:57 visibility1745


先日の千葉マリンの試合から、球場に行っていないため、
新しくレポや動画アップをしていないので、何日か更新しないでいました。
また球場に行ったら、色々とご報告や動画アップしますのでご容赦ください。

今日は10年前に売られていたアンチ巨人のための本の話。
「アンチ巨人読本」といいます。
これは読売がいかに汚い手段を使って選手をかき集めたか、とか、
「別所引き抜き事件」とか「湯口事件」とか「江川事件」とか、
長嶋巨人の問題点をああでもないこうでもないととか・・を一冊にまとめたもので、
なんとパート2まで作られています。

これは当時のナガシマ-ナベツネのラインが、
いかに当時の野球ファンに顰蹙(ひんしゅく)をかっていたかを象徴するようなものですが、
こういったものが作られたのは、
巨人がまだまだアンチを引きつけるだけの吸引力があったからでしょう。
おそらく、今の時代にこういった本を作っても、
まず関心を持つ人は少ないのではないかと思います。

長嶋さんが監督をやっていた最晩年の2000年頃、
恥ずかしながら、私は巨人ファンを辞めようと思っていた。
そんな時に本屋の店頭にこの本が並んでいたのです。
自分の期待とは違った方向に進んでいく巨人に絶望していた当時の私は、
アンチの人たちの巨人への悪口が心地良く感じた覚えがあります。
悲しいことに屈折していましたが、
おそらく同じような感情の巨人ファンは多かったことと思います。

とは言え、私は巨人ファンを辞められなかった。
そういった巨人のダーティーな部分も全て知った上で、
巨人に接しようと思いました。
そんなことがあって、私はイースタンの試合をひんぱんに見に行くようになったのです。

私はイースタンの試合で、時々声をかけられます。
「レポ屋さんですね?」
「舎人さん、いつもありがとう!」
おそらくバックネット裏でビデオを回してるので気付いたのでしょう。
少し話をすることもあるのですが、そんな時、
「どうしてファームウォッチーになったのですか?」
なんて質問をされたりします。
そんな時、私は
「ナガシマさんとナベツネさんのおかげですよ」
と答えています。
相手の方は分かったような分からないような顔をされるのですが、
実はそんな理由からなのです。














































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