円谷と長田

昨日の試合の円谷のホームランには感動しました。
最近、ファームでも上り調子だったので、
いい時期に昇格させてもらったなと思っていた矢先にいきなり結果を出しました。
これで同期で入団し内野で競い合った坂本、寺内と同じ土俵に並んだ感じです。

思い返すと私はこの円谷に対して、入団以来ずっと長田の姿を重ねてきた気がします。
長田とは円谷の前に背番号32を付けていた現在オリックスにいる長田昌浩のことですが、
この円谷と長田、色々な点で非常に似た選手同士なのです。
右投げ左打ちの巧打者タイプ、背格好もほぼ同じ、(数字は入団時のもの)
円谷 身長181センチ体重76キロ
長田 身長180センチ体重79キロ
こればかりではない。
生まれた年も同じ1984年、血液型も同じB型、
兄弟型も似たようなもので、円谷は姉・妹の３人兄弟の長男
長田も姉との２人兄弟の長男です。

長田は私にとって亀井や坂本が入団する前に最も思い入れを持って応援していた選手でした。
毎年期待されながらも伸び悩み、谷との交換トレードで巨人を去ったのです。
入団時、走攻守あれだけセンス抜群の動きをしていたのに、
なぜ出てこなかったのかいまだに不思議なのですが、
理由として考えてみるに、どうも入団以来ケガがちで、
一つケガをするたびにスケールダウンしていったような気がします。

その長田の姿を円谷に重ねていたのですが、
昨日は見事モヤモヤしたものを振り払ってくれました。
これで私も今後背番号32に感傷的な思いを抱かずに済むと思います。
長田だってまだまだ若い！オリックスで頑張って欲しいものです。