北アルプスのテントの中で真田を応援しました！

夏休み！地域の人や子どもたちと北アルプスまで行ってきました。

登ったのは燕岳、山頂付近にテントを張って一泊し、

翌日は稜線を少し散歩して下山する行程です。

土曜日は曇りで視界はほとんど無い、ただボッカしただけの日、

しかし、夕方からもの凄い雷雨、夜中からはこれまた凄い風、

まるでテントごと吹き飛ばされそうな勢いです！

私は元々学生時代からよく山登りに行っていて、

こんな風に年に数回山登りに出かけているのですが、

夜更かし人間の私は、なかなか早寝が出来なくて困ります。

なにしろ山の中では7時には就寝です。

そんな時、私はテントの中で、

一人ラジオを聞いて寝付くようにしているのですが、

土曜日の夜は横浜VS中日戦を聞いていました。

巨人ファンの私は当然横浜を応援です。

激しい暴風雨でテントのポールが折れそうになり、

半身を起こしてテントを支えながら横浜を応援していたのですが、

十回から登板した真田がなんとも頼もしく思えたこと!!

あの井端に対して自分のバッティングをさせていないとか!?

その好投あってか試合は見事横浜のサヨナラ勝ち！

ヒーローインタビューは決勝打の内川でしたが、

私の中ではあの夜のヒーローは間違いなく真田でした。

それにしても逞しい投手になりました。

ルーキーとして華々しいデビューを飾りながらも、

その後故障やフォーム改造に苦しみ、何度も壁に当たりました。

巨人ファンからも‘もう終わった’などと言われていたのに、

横浜に来て自信と球威を取り戻したのです。

日本ハムからボストンへ行った岡島もそうですが、

真田も巨人にいたままなら、一軍で投げていたかどうか・・

おそらく現在の久保や木佐貫のような境遇にいたことでしょう。

両球団のみならず真田本人にとっても、

このトレードは本当にいいものだったと思います。

他球団に行っても一度でも応援した選手は、

いつまでも応援する気持ちは変わりません。

私は桑田の背番号18を引き継ぐのは真田だと思っていました。

夜明けが近づくにつれ、風雨も治まり、

曇ってはいるもののなんとか朝日が顔をみせてくれました。

雲海の中に朝日が浮かんでいます。

真田の好投もあって、

私の気持ちも晴れ晴れとした山頂の夜明けでした。