
2014年9月13日(土) イースタンリーグ 楽天対巨人(in利府球場)
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舎人
2014年09月13日 12:52 visibility1112
今日は利府球場にいます。宮城県です。片道360キロを運転してここまで来ました。茶柱さんとむぎゅうさんも一緒です。天気が心配されましたが、今のところ雨の心配は無さそうです。その代わりに日差しが強くて辛いです。この後天気が急変するなんてことが無ければ良いのですが・・そうなったら泣くに泣けません。
さて、先週から一週間ぶりのイースタン巨人の観戦なのですが、その間惜しい試合はあったものの巨人は連敗を止めることはできませんでした。これで11連敗です。これほど連敗が続いたことは私も記憶がありません。ジョン君は上京していた期間、結局、公式戦で勝ち試合を目の当たりにすることはできなかったのでした。彼はそれでも気丈に、来春もファームの試合観戦に来ると話していたようですが、モタモタしていたらこの連敗はその時まで続くかもしれません。何しろ公式戦は残り9試合です。普通に考えたらそろそろ連敗は止まる頃ですが、このところの貧打を考えたら、ずるずると勝てないままシーズンオフしてしまいかねないのです。プロセス第一の二軍において、それは決して致命的なことではないかもしれませんが、勝ちに淡白になることは良いことではないでしょう。そろそろ勝つことの達成感と爽快感を選手たちには思い出して欲しいと思います。
先ほどまで巨人の選手の打撃練習が行われていたのですが、打者に転向した長江が鋭いスイングの打撃を見せていました。投手としての長江を私は結局見られず終いでしたが、何度かピッチングをした長江を見た茶柱さんやむぎゅうさんによると、「投手長江は何の魅力も感じなかったけど、打者長江は非常に魅力を感じる」とのことです。確かに打撃に悪い癖が無くオーソドックスなフォームの打撃スタイルで、慣れてくれば面白い存在かもしれません。課題は慣れと下半身の体力強化でしょうか。
長江の打撃練習(PW=yg)
スタメン
巨人
(8)立岡(4)奥村(5)中井(D)石井(7)加治前(9)横川(3)坂口(6)辻(2)實松(P)宮國
楽天
(8)聖沢(9)森山(3)小斉(5)内田(D)ボーカー(6)三好(7)北川(4)西村(2)小関(P)濱矢
スタメンが発表されました。先発は迷える宮國です。今シーズン中の一軍復帰と来シーズン以降の巻き返しに向けて何かきっかけを掴んで欲しいと思います。
このオーダーでもう一つの注目はサード中井です。これは今シーズン初めてではないかな。一軍の村田の調子や今後の編成のことを考えたら、中井がサードで戦力になった方が万事上手く行くのです。この起用には納得ですし、遅かったくらいだと思います。
一回表
立岡:カウント0-1から投ゴロ(S、真ん中ストレート)
奥村:カウント2-2からサードゴロ(B、S、B、F、真ん中)やや内よりスライダー
中井:カウント2-2からセンター前ヒット(B、S、B、F、アウトハイストレート)
石井:カウント1-2からレフトフライ(S、F、B、F、内角スライダー)
中井残塁、一回表終了
濱矢のストレートはナチュラルにシュートする感じです。中井はそのストレートを2球目に空振りしましたが、5球目にクリーンヒットしました。
一回裏
聖沢:カウント0-1からファーストゴロ(F、内角ストレート)
森山:カウント0-1からレフト前ヒット(B、内角やや低めストレート)
小斉:カウント1-0からライト前ヒット(B、高めストレート)
一死一二塁
内田:カウント1-2から空振り三振(B、S、Sw、外角フォーク)
ボウカー:フルカウントからサードフライ(S、B、F、F、B、B、F、外角カーブ)
二者残塁、一回終了
宮國は二者を出しましたが、緩急を使って何とか無失点に抑えました。どうも足下を気にしている場面が多くありました。この球場のマウンドの感覚がまだ掴めていないので、微妙なコントロールが定まっていない感じです。
二回表
加治前:カウント0-2からショートゴロ(S、F、アウトローストレート)
横川:カウント1-0からファーストゴロ(B、外角ストレート)
坂口:カウント1-2から見逃し三振(B、S、F、インローストレート)
三者凡退、二回表終了
相手の濱矢はそこまで好調には思えませんが、連敗中のチームらしく巨人の各打者球がイマイチ見えていない感じです。
二回裏
三好:カウント1-0からショートライナー(B、外角ストレート)
北川:フルカウントからファーストゴロ(B、Sw、Sw、B、F、F、F、B、F、F、外角スライダー)
西村:カウント1-0からライト線二塁打(B、高めストレート、ファースト坂口の反応鈍い)→ライト横川がファンブル
二死三塁
小関:カウント1-2からファーストゴロ(B、F、S、外角スライダー)
西村残塁、二回終了
西村の二塁打はあまり強いゴロではなかったものの坂口の横を抜けてライト線の二塁打、それを横川がお手玉してあわや先制かというピンチになってしまいました。
三回表
辻:カウント1-2からショートゴロ(S、B、F、F、外角ストレート、西村のファインプレー)
實松:初球レフトフライ(外角ストレート)
立岡:カウント1-1からセンターフライ(S、B、インローストレート)
三者凡退、三回表終了
何だか淡白な攻撃だなぁ(-.-;)
三回裏
聖沢:カウント1-2から空振り三振(F、B、F、F、外角スライダー)
森山:カウント2-1からファーストゴロ(B、B、S、真ん中カーブ)
小斉:ストレートの四球(B、B、B、低めストレート)
内田:カウント1-1からライトフェンス直撃先制タイムリー二塁打(B、F、外角ストレート)、0対1
二死二塁
ボウカー:カウント3-1からレフトフライ(B、B、B、S、内角ストレート)
内田残塁、三回表終了
宮國は二死からストレートの四球で次の打者に長打で先制を許すという絶対にやってはいけないことをしてしまいました。まだマウンドを気にしている感じです。
四回表、投手片山
奥村:カウント1-1からファーストゴロ(B、S、内角ストレート)
中井:カウント1-2からショートゴロ(B、S、Sw、外角スライダー)
石井:カウント2-2から空振り三振(S、B、F、B、外角スライダー)
三者凡退、四回表終了
先制されると各打者が焦りを感じてしまうのか、どうも金縛りにあったようになってしまっています。これはいけません。
四回裏
三好:カウント1-2からレフトフライ(S、S、F、B、F、外角スライダー)
北川:カウント1-1からセカンドゴロ(B、F、外角ストレート)
西村:カウント1-2からライトフライ(S、F、F、B、内角スライダー)
三者凡退、四回終了
宮國は先ほどの味方の攻撃の時にブルペンでフォームを修正していました。そのかいあってかこの回の投球は制球が定まった安定した投球をしていました。
五回表、投手戸村
加治前:カウント0-1からファーストゴロ(F、外角ストレート)
横川:カウント0-1からファーストゴロ(S、外角ストレート)
坂口:初球セカンドフライ(真ん中ストレート)
三者凡退、五回表終了
あまりにあっさりとし過ぎです。5球でチェンジとは情けない。坂口の内野フライなどど真ん中のストレートの完全な打ち損じです(=_=)
五回裏、投手阿南
小関:初球投ゴロ(外角ストレート)
聖沢:カウント1-2から投ゴロ(S、B、F、F、外角ストレート)
森山:初球セカンドゴロ(外角変化球)
三者凡退、五回終了
0対1ですから投手戦のようですが、実際はただの貧打戦です。どうも先週よりもチーム状態はますます悪くなってしまっている感じです。入団して間もない若手ならまだしも、ここでアピールできない中堅以上の野手はこのオフかなり厳しい裁定が待っていることと思います。しっかりして欲しい。なんとか意地を見せて欲しい。
ところで球場はほぼ満席で大変な盛り上がりを見せています。楽天ファンは凄いテンションの高さ!
六回表、投手長谷部
辻:初球セカンドゴロ(外角ストレート)
實松:カウント0-1からサードゴロ(B、外角ストレート)
立岡:カウント0-2からサードゴロ(S、S、外角ストレート)
三者凡退、六回表終了
實松も立岡もなかなかいい当たりでしたが、相手の固い守りに阻まれました。良い当たりが悉く野手の守備範囲に飛ぶ典型的な勝てないチームの様相です。
六回裏
小斉:カウント2-2から空振り三振(B、B、S、Sw、低めスライダー)
内田:カウント1-1からショートゴロ(B、F、外角スライダー)
ボウカー:カウント2-1からレフト前ヒット(B、B、F、真ん中スライダー)
三好:初球投ゴロ(外角ツーシーム)
ボウカー残塁、六回終了
今日は良い時の阿南です。まともなストレートは一つもなく微妙に球を動かして、横から投げたり上から投げたり。
七回表、投手上園
奥村:カウント2-1からショートゴロ(B、B、S、真ん中ストレート)
中井:初球捕ファールフライ(真ん中ストレート)
石井:フルカウントからファーストゴロ(B、S、B、Sw、F、F、B、外角変化球)
三者凡退、七回表終了
ひどすぎ!全く気合いの足りない奴らばかりだ(-"-;)少しは意地を見せろ、コラッ!
七回裏
北川:カウント1-2から見逃し三振(S、F、B、内角低めチェンジアップ)
西村:カウント1-2から空振り三振(F、B、F、低めフォーク)
小関:カウント1-2からセカンドゴロ(S、S、F、B、F、F、F、F、F、低めストレート)
三者凡退、七回終了
阿南はほぼ完璧な投球です。この好投はこの試合数少ない収穫です。
阿南が投げると試合展開が速いのですが、ビハインドではこの試合の速さが恨めしく思えます。
八回表、投手小山
加治前:フルカウントから四球(S、B、B、B、S、低めストレート)
横川:カウント2-2から良い当たりのライトライナー(B、B、S、F、高めストレート)
坂口:カウント2-2からセンター前ヒット(B、B、F、Sw、F、外角ストレート)
代走加治前→高橋洸
一死一二塁
投手交代小山→金刃
辻:初球ショートゴロ併殺打(真ん中内よりストレート)
八回表終了
(・_・)エッ..?
八回裏、レフト高橋洸
聖沢:初球センター前ヒット(外角ストレート)
森山:初球捕ゴロ犠打失敗→ランナー入れ替わる
小斉:カウント1-2からレフトフライ(B、S、S、内角スライダー)
投手交代阿南→田原誠
落雷のため試合中断
雨は降っておらず晴れて日差しが強い位ですが突然の落雷で試合が中断となりました。いきなり何の前触れもなく雷鳴が轟いたことで場内騒然、審判の素早い指示で選手は避難させられました。
まだ雨は降っていませんが、真っ黒な雲が近づいてきており土砂降りが予想されます。これはイースタン巨人があまりに不甲斐ないプレーを続けていることで、天の神様が怒って「そんな身の入らないプレーを続ける位なら試合などやる資格はない!」と怒りをぶちまけたのでしょう(`ヘ´)
降雨コールドで試合終了、0対1で楽天の勝利
勝ち投手戸村、負け投手宮國
ザーザー降りです。これでは試合の再開は見込めません。雨宿りをして小降りになったら車に戻ります。
巨人はこれで12連敗になってしまいました。八回表一死一二塁のチャンスで辻が初球で討ち取られたのが実に痛かったです。当たり的には決して悪く無かったのですが、ショート西村の真正面、ついていないときはとことんついていないのですね。
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