悔しさを噛みしめて。

長かった2007シーズンも、今日12月1日に最終戦を迎えました。
浦和レッズは、「今日にも優勝か」と言われた11月11日からなかなか勝てず、ついには24日の第33節に、それまで7連勝して2位に浮上してきた鹿島アントラーズの勢いにも飲まれ、とうとう勝点差が1にまでつめよられての最終戦。
アウェー日産スタジアムで、最下位に終わった横浜FCと対戦でした。
「今日こそ勝ってくれ」というより、「今日は勝つんじゃない」という甘い思いもあったかもしれません。
「FCに1点先制された」と聞いて、「まだ前半、大丈夫」と思いつつも、ここ3試合の攻撃陣の不甲斐無さを考えると、目の前が真っ暗になりました。
そして、「アントラーズ先制」の情報。
この瞬間、8連勝の勢いとかつての試合巧者ぶりが復活しているアントラーズは、「このまま勝つだろう」と予測がつきました。
ただ、レッズも「このあと、FCから2点くらいは取ってくれるだろう」という「甘い期待」をしていました。
しかし、案の定「甘い期待」でした。
最終戦のホームゲーム、とはいえ優勝を信じて日産スタジアムに集結したレッズの大サポーターを前に、横浜FCのベテラン選手が燃えて「ハマナチオ」が復活。
その鍵をこじ開けるべく、田中達也選手や小野伸二選手を投入し必死に攻め込んでいました。
でも、「狂った歯車」は戻ることなく、最後までこじ開ける事ができませんでした。
結局、レッズはアジアチャンピオンに輝いて以降、1点も挙げられず、9連勝のアントラーズに逆転の10冠目を謙譲してしまいました。

正直、悔しくて悔しくて悔しくて。
でも、選手はもっともっともっと悔しかったことでしょう。
この悔しさを「良い経験」に変えて、2008シーズンは「去年の悔しさがあったから優勝できた」といえるようになればいいと思うし、またしなくてはいけないと思います。

ただ、リーグ戦は終わってしまいましたが、レッズにはまだ戦いの場が残されています。
『クラブワールドカップ』で、世界への挑戦。
しっかり気持ちを切り替えて、レッズサポーターを熱くさせる冬にして欲しいです。

最後に、鹿島アントラーズの皆さん300勝&10冠達成おめでとうございます。
怒涛の9連勝は、圧巻としか言いようがありませんでした。
特に、小笠原満男選手が戻ってからのアントラーズは、本当に強かったと思います。
来年は、レッズやガンバと共に、ACL参戦ですね。
お互いの健闘を祈ります。
ただし、2008シーズンの優勝は、レッズが頂いていきますので、覚悟しておいてください。

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